2006年07月17日
梅毒検診(性病・性感染症)
梅毒について
梅毒とは性病の中でももっとも知名度の高い、一般的(?)なもので、スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum subsp.pallidum)の感染によって発生します。一説には、あのコロンブスが新大陸であるアメリカの発見と共にヨーロッパに持ち帰り、その後ヨーロッパ各地で広まったとされています。潜伏期間は10日から長くて三ヶ月ほどですが、感染力が強く、感染してから死に至るまでの期間が長いので、かつては「不治の病」ともされていました。
投稿者 不破雷蔵 : 08:34
クラミジア検診(性病・性感染症)
クラミジアについて
クラミジアとは、ウイルスより少し大きい細菌の一種で、0.3ミクロン程度の大きさとされています。通常の細菌よりは小さいので、ウイルスと細菌の中間的な病原体ともいえるでしょう。クラミジアは独自の代謝エネルギーを生産する仕組みが無く、細胞内でしか増殖しない特性から細胞偏性寄生性細菌ともいわれています。
投稿者 不破雷蔵 : 08:30
淋病検診(性病・性感染症)
淋病(りんびょう)について
淋病とは性病の中では有名な病気の一つで、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)を病原菌とする性感染症です。男性・女性共に発生しえます(男性の方が多いですが)。感染率は約30%といわれています。ペニシリンなどの抗生物質による効果的な対菌薬や医療機関の整備のおかげで1984年をピークに減少しましたが、1990年代半ばからは性習慣の乱れからか再び増加しつつあります。クラミジア感染症と同時感染している場合も少なくありません。
投稿者 不破雷蔵 : 08:27
エイズ(HIV)検診(性病・性感染症)
エイズについて
エイズ(AIDS:Acquired Immunodeficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)とは20世紀最後にして最大の難病ともいわれている病気で、当初は同性愛者や麻薬常用者に感染者が多かったことから、反社会的な病気であるとされ偏見を産み出す元になりました。日本ではある種の血液製剤で感染が広まるという悲劇も起きています。現在ではHIV(Human Immunodeficiency Virus、ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起きる病気ということが分かっています。
投稿者 不破雷蔵 : 08:22