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2006年07月17日
郵送検診の注意点
2006年07月17日 07:14 | 解説
郵送検診は便利なキット、手法ですが、万能ではありません。あくまでも「自宅で完結できる簡易検診」に過ぎず、病院などにおける本検診をサポートする意味合い以上のものではないのです。安心感を得るには十分すぎるほどの検診はできますが、自己満足で終えてしまい後になって病気のもとを見逃して泣きを見る、ということのないよう、医療機関での定期健診を前提に考えてください。
以下に、郵送検診における注意点を2つほどまとめてみます。
1)検査内容の精度を過度に期待するな
病院での検診に比べると、検査内容によっては精度にばらつきがある場合も考えられます。1度きりの郵送検診の結果をうのみにしないようにしましょう。あくまでも「目安」「指標」に過ぎないのです。病院での定期健診と同じく、健康なときから半年~1年に一回ほど行い、病気を早く見つけるレーダー役として使うのが正しい使い方といえます。
2)陽性反応が出たり気になる点があれば病院で再検査
郵送検診の結果、何らかの症状が判明したり内容に疑問点、健康ではないようなパラメータが出れば、必ず病院で検査しましょう。キットによっては利用者の近所の専門医の紹介状をつけて無料で紹介してくれるものもあります。
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