今調査は2009年2月4日から6日の間にインターネット経由で行われ、有効回答数は300人。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割当。

ダイエット中には空腹感をカロリーの低い食品で紛らわせるため、さらには繊維質を豊富に体に取り込むことができるので(胃が空腹になる時間も遅く、満腹感も持続する)、野菜摂取を薦められることが多い。同じご飯茶碗一杯分でも、丸ごと豚肉の脂身と野菜サラダなら、後者の方がダイエットに向いているのは自明の理(これは極端な例だが)。

それでは具体的に、ダイエット中に「食べたい」と思う野菜にはどのようなものがあるのか。複数回答で挙げてもらったところ、もっとも多くの票を集めたのは「キャベツ」だった。

ダイエットしている時に食べたい野菜

キャベツは単価が非常に安く、しかも色々と料理に応用が利く。「そのまま食べてもお料理しても」多種多彩な味わいを楽しむことができる。面倒ならば千切りにして、そのまま生で食べても良いくらいだ。さらにキャベツには繊維質を多く含むので願ったりかなったりである。

第二位には「トマト」。トマトばかりを山ほど食べるのはあまり想像が出来ないが、大きなトマトを一つ丸かじりすると、それだけでお腹がある程度ふくらむ気がする。トマト自身の「ぎっしりと詰まった感覚」が気にいられているのかもしれない。

以降「レタス」「ゴボウ」「ダイコン」など、食卓には馴染み深い野菜たちが続く。またあらためて見直すと、これらの食材はほとんどすべてが野菜サラダの材料になりうる存在でもあることが分かる。料理を一品減らして、代わりにこれらの野菜で作った野菜サラダを加えると、ダイエットにはプラスとなることだろう。もちろんダイエットをしていない人でも、食生活のバランスを調整するために野菜を食べることは、健康に良い話であるのはいうまでもない。