風邪とインフルエンザの見分け方チェックリスト

2009年02月13日 08:00

インフルエンザイメージ寒さが身にしみるこの時期、街中を行く人にマスクをかけている人が増えているのに気がつくと「今年も風邪が流行っているな」ということを実感させられる。一方で鳥・新型などの話もあわせ、風邪同様にインフルエンザの流行についてもよく耳にする時期でもある。それでは「風邪」と「インフルエンザ」をどのように見分けるべきなのだろうか。HealthDay>ではアメリカ家庭医学アカデミー(The American Academy of Family Physicians)の話として、次のようなチェックリストを挙げている。

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・一般的には風邪の症状は「軽め」で「ゆっくりと」現れる。一方でインフルエンザは「突然」発するもの。
・体温が華氏102度(日本が用いている摂氏だと39度)未満の場合、風邪である可能性が高い。インフルエンザの場合にはそれ以上に発熱することが多い。
・鼻づまり、鼻水、くしゃみ、せき、涙目、のどの痛みなどの症状がある場合、風邪であることが多い。
・インフルエンザの症状では、吐き気、悪寒、汗が大量に出る、具体的なおう吐、筋肉痛、食欲の減退などが多く見られる。


ちなみに「風邪」とは単なる体調不良の他に、風邪の原因となるようなウイルスによって引き起こされるものであり、呼吸器絡みの症状が多い。一方で「インフルエンザ」とはインフルエンザウイルスによってもたらされるもので、風邪の症状だけでなく上記に挙げたような「全身に渡る症状」(関節痛なども含む)がよく併発される。

風邪と子どもイメージさらにインフルエンザの場合、すでに何らかの疾患を抱えている患者や抵抗力の弱い人(子どもやお年寄り)には、肺炎をはじめさまざまな合併症を生み出す可能性があり、注意を要する。

風邪にしてもインフルエンザにしても、普段からの生活の中で予防に努めることを忘れてはならない。例えば【風邪やインフルエンザから身を守る、誰にでもできる予防法】で紹介した手洗いがもっともよい例の一つ。また、風邪・インフルエンザにかかったかな、と思ったら、無理をせずに医療機関に足を運ぶ、相談することもしっかりと頭に入れておこう。特に上記で挙げた「抵抗力の弱い人」は要注意である。

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