「就職先 自宅警備と 言う息子」毎年恒例サラリーマン川柳優秀作品投票開始

2009年02月11日 12:00

第一生命は2009年2月9日、毎年恒例の「サラリーマン川柳コンクール」において、ノミネートされた作品100句を発表すると共に、投票の受付を開始した。3月13日まで投票が行われ、その結果としてベスト10が5月中旬にも発表されることになる(【該当ページ】)。

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私が選ぶサラ川ベスト10
私が選ぶサラ川ベスト10

「サラリーマン川柳」は哀愁や情景、楽しみなど、サラリーマンをテーマにした川柳(五七五で形成される短文)を応募し、読者選考を行って優秀作品を決める主旨の大会。今回の投票で22回目を迎えることになる。就労人口がもっとも多いであろうサラリーマンにスポットライトをあてているため、その年その年の世情が色濃くにじみ出ているのも特徴の一つ。

今回は一般応募として2万1455句が投稿され、そのうち100句がノミネート。今回の投票の対象となった。

コスト下げ やる気も一緒に 下げられる(敏腕経営者)
「明日、有休」 妻の舌打ち 気のせいか(愛妻亭主)
子供らに また教えてる 総理の名(ゆきこ)
女房が 見つけてしまった 埋蔵金(アラフィフティ)
チェンジしろ! 怒鳴った部長が チェンジした(掃除大臣)
「今買いだ!」 判ちゃいるけど 金が無い(茨木童子)
就職先 自宅警備と 言う息子(親の心子知らず)


今年は情勢が情勢なだけに景気後退感の強いものが多いが、その一方で普遍なサラリーマンの心境・悲哀に満ちあふれる句も多い。中には世情と身近な情景を掛け合わせた逸品もあり、ノミネート作品にふさわしいクオリティを誇るものも多数見受けられる。

なお投票した人の中から抽選で「サラ川」傑作選を500名など合計で1万人に当たるプレゼントも用意されている。「当たるかな ダメで元々 応募しよう」というわけではないが、投票してみるだけの価値はあるというものだ。

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