ゲームソフトランキング更新、新作が勢ぞろいな一週間

2009年02月09日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した1月26日~2月1日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』だった。ナムコの人気シリーズ『テイルズ オブ~』の登場人物たちが多数出陣する、いわば「お祭り騒ぎ的」「ファンディスク感覚」のロールプレイングゲーム。歴代キャラクターと闘技場で戦えるなど、追加要素的なところでも『テイルズ』ファンを魅了する。前作1と比べるとゲーム性そのものはほぼ同じもののの、登場キャラクタも増え、演出も良くなっているなど、ファンからも支持の声が多い。

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第二位にはお馴染みのサッカーゲーム最新作『ワールドサッカーウイニングイレブン 2009(PSP)』が。すでにプレステ3版とXBox360版が発売済みだが、今回発売されたPSP版と、順位上では直下にあるPS2版はデータリンク機能があるのが特徴。もちろんこれまでの機種で評判の、直接選手を動かせるような操作性も継承されている。日本中のライバルと戦えるインフラストラクチャ対戦も実装。見た目だけでなくコンピュータ側の「思考」の面でも評価が高い。

第三位は第二位の作品と機種違いの『ワールドサッカーウイニングイレブン 2009(PS2)』がランクイン。内容的にはほぼ同じで、PSPとの連携も可能。実況には例のジョン・カビラ氏が担当する。……内容的には同じはず、なのだが、PSP版と比べて厳しい意見が多い。同じソフトなのにここまで評価が分かれるのは正直驚き。PS2の方がソフト作成は手馴れているはずなのだが。

第四位にはFFCCと略されるシリーズの最新作『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム』が。「ひとりでも、みんなで遊べるFF」がコンセプトの『ファイナルファンタジー』シリーズことFFCCの最新作は、Wi-Fi通信やワイヤレス通信でDS同士だけではなくWii版とでも協力プレイが楽しめる。ネットワークゲーム的な要素も多く、Wii上の擬似キャラクタMiiをお面のように貼り付けることもできるため、「自分の分身」感覚をより一層楽しめる。ゲーム内容そのものはごく普通の3Dタイプのロールプレイングゲームだが、「みんなで遊べる」要素が面白さを倍増させている。発売初週ながらも評価は一様に高く、今後の売れ行きも期待できる。

今週は上位四位はすべて新作という、珍しい週となった(第五位にはいつもの『モンスターハンターポータブル 2nd G “PSP”the Best』が)。しかしそのうち2本は別機種同タイトルのものだから、実質3本と見てよいだろう。ともあれ、たまには新作ばかりの週というものもあってもいい。できればこれらのタイトルが皆、次週以降も継続して上位ランキング入りを目指すようなセールスを示してほしいものだが。


(最終更新:2013/08/12)

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