今調査は2009年1月1日から5日までの間、インターネット経由で行われ有効回答数は1万3867人。男女比は46対54で年齢階層比は30代37％、40代31％、50代以上18％。

インターネットが発展・普及したといっても、物理的な用品をそのまま電送して運べるわけではない。郵便などと共に、気軽に品物を送り届けてくれる便利なサービスが宅配便。自分が相手に送るだけでなく、相手から送ってもらうにも重宝すること限りなし。特に最近では、ネット通販などで購入した商品を届けてもらう時にお世話になる人も多いはず。

そこで普段使い慣れている、よく見聞きしている宅配便サービスのうち、もっとも「信頼できる」と思うものを選んでもらったところ、過去三年間において変わらず一番高い人気を勝ち得たのは「クロネコヤマトの宅急便」こと「ヤマト運輸の宅急便」だった。

最も「信頼できる」と思う宅配便サービス

あくまでも「思う」であり、実際の信頼度はまた別の話であることを確認した上で。利用経験やサービスの安定度や豊富さ、対応などから「宅急便」が圧倒的な支持を受けていることが分かる。つい前日まで国営だった「ゆうパック(日本郵便)」ですら2割にも達していないことから、その支持率がいかに高いかがわかるはずだ。

もちろん「信頼できる」と思うには、単純にその噂やサービス内容を見たり聴いたりしただけでなく、実際に使わないとその確証は持て難い。「A社のサービスが良い」という噂を聞いても、自分がいつもB社を利用していて、そのサービスがそこそこ良いとすれば、その人はB社を「もっとも信頼できる」と判断してしまうからだ。

そのような事例を考えれば、今回の結果には少なからず、各サービスの全国への普及度も影響を与えているものと思われる。しかし(取り扱い事務所の)サービスエリアの普及度そのものも「信頼性の担保」と考えれば、これもまた信頼できる要素の一つであるともいえる。

それらのことを考慮すれば、やはり「クロネコヤマトの宅急便」の信頼性の高さはゆるぎないものがある、と考えて良いだろう。