みそ市場革命ぼっ発・マルコメがペットボトル入りの液状みそ「液みそ信州みそ」などを発売
2009年01月31日 12:00
マルコメは2009年1月30日、溶かす手間なしにみそ汁やみそ料理を作ることができる、液状タイプのだし入りみそ「液みそ信州みそ」「液みそ合わせみそ」をペットボトル形式で3月上旬から食品スーパーで発売すると発表した。価格350円(税別)。重量550グラム。工場出荷は2月23日から(【発表リリース】)。
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「液みそ信州みそ」「液みそ合わせみそ」
「マルコメ液みそ」シリーズは、マルコメのだし入りみその技術を活かし、だしの調合にさまざまな工夫をこらして液状タイプのみそにしたもの。みそ汁を作るときは適量を入れてかきまぜるだけ、液状であるため料理にも使いやすく、「簡単・便利・おいしい」を極めたみそであるとしている。またペットボトル入りのため、冷蔵庫のポケットに収容しやすく、最後まで使い切ることが可能。
マルコメによれば日本国内のみそ市場は近年微減傾向にあるが、その一方でだし入りみその市場は拡大している。そこで簡単便利な「みそ」に対するニーズは高いと判断した同社では、初のペットボトルへの味噌充填(みそじゅうてん)ラインを新設し、『マルコメ液みそ』シリーズの発売にいたった。
美味しいみそ汁を作るためには直接みそを入れるではなく、お玉や「みそこし」などにすくったみそを少しずつ溶かしながら混ぜていく必要がある。これは「こつ」の一つでもあるのだが、同時に「面倒くさい」ことも事実。また、みその形状が汁物系の料理以外では使い難い、という人も多いだろう(そのまま入れると「だま」(溶け残り、かたまり)になったり、うまく他の具材に交じり合わない場合が多々ある)。
今回発売される「マルコメ液みそ」は、はじめから液状化していることでこれらの「みその弱点」を大いに改善することができる。また、ペットボトルに収められたスタイルは、使い切りやすさや収納のしやすさを劇的に改善することが可能となる。冷蔵庫内に収められた立方体のみそ入れが結構な場所をとっていたり、量が多くてなかなか使い切れない経験をしている人はいるはずだ(当シリーズは1本で4人家族のみそ汁7食分、約30杯分を作ること出来る)。また「はじめから液状化されている」ことにより、溶かす必要がないため、例えば「野菜と水、液みそを調理袋に入れて電子レンジで加熱するだけでみそ汁が作れる」など、新たなみそ料理の展開が期待できる。
今後どのような形でマルコメが、この「液みそ」を使った提案をしてくるのかが楽しみだ。
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