今調査は2008年12月26日から28日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1200。男女比は1対1で、年齢階層比は30代・40代・50代で均等割当。

体重そのものが気になる人はもちろん、体調の変移を推し量る上でも、体重の計測は欠かせない。できれば毎日同じ条件で測定し、その移り変わりを見ていくことが好ましい。それでは実際に、毎日体重を測定する人はどれくらいいるのだろうか。全般的には女性が「毎日/ほぼ毎日」で32.2％と「三人に一人は毎日かほぼ毎日体重を量る」という結果が出た。

体重測定の頻度(人数)

体重測定の頻度(性別・全体に占める割合)

週に一回以上を意味する「週に数回」を足すと過半数に該当する、52.2％の女性が体重チェックを欠かさず行っているのが分かる。

一方男性では「毎日/ほぼ毎日」でわずか17.7％。「週に数回」をあわせても34.4％でしかなく、ここまであわせてようやく女性の「毎日/ほぼ毎日」に追いつくことになる。男性は「月に数回」「ほとんど量っていない」で65.3％を占めることから、「三人に二人はほとんど体重を量っていない」ことが把握できる。

体重測定は「面倒くさい」「なんとなく気が引ける」「現実を見るのが怖い」などの理由から避けている人が(特に男性に)多いと思われる。正確な測定記録を出すためには衣服を脱ぐ必要があるため、「わざわざ脱ぐのは面倒」という考えもあるのだろう。

しかし、例えば「お風呂に入る前」「朝起きて寝間着から出勤・登校用の服装に着替える時」など、定期的にはかるタイミングを設けることはできるはず。単純に体重の重い軽いの問題で頭を悩ませている人はもちろん、体重の変化で他に身体のトラブルを見つけられる可能性もあるため、是非とも定期的な計測をオススメしたいところだ。