【更新】サッポロが低カロリーのポテトチップス「ポテかるっ」を発売・スナック菓子事業の第一弾として
2009年01月15日 08:00
【サッポロホールディングス(2501)】は1月14日、同グループのサッポロファインフーズが2月23日から初めての商品となるポテトチップス「サッポロ ポテかるっ うすしお味」、「サッポロポテかるっ あらびき黒胡椒味」を首都圏のコンビニエンスストアで先行発売すると発表した。33グラム入りで150円(税別)。3月2日からはスーパーなどでも販売を実施する。サッポログループの多角経営の一環で、今後は展開する商品を増やしていくという([発表リリース])。
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サッポロ ポテかるっ
同社は2008年3月に設立されて以来、商品の展開・市場の参入準備を行い、同年12月には群馬県に関東工場を竣工。今年の1月19日からは本格的な稼動を行い、「サッポロ ポテかるっ」を生産することになる。
今回発売される「ポテかるっ」は「油で揚げないポテトチップス」。油で揚げず、遠赤外線で焼き上げる独自のノンフライ製法で油分の大幅カット(従来製法に比べて7割ほどのカット)を実現するとともに、全く新しい食感を創出。1袋あたりのカロリーも138Kcalに押さえることができた。商品の魅力を広く伝えるため、テレビCMをスナック業界では類を見ない規模(3月に1500GRPを投入)(GRP=Gross Rating Point、延べ視聴率。視聴率1%が1GRPで、例えば10本のCMを視聴率10%の番組に出したら10×10=100GRPとなる)で行う予定。また、それと連動してウェブを活用したプロモーション(【公式サイト】)も実施する。
ポテトチップスというとお酒のおつまみとしてもよく選択される食品の一つ。サッポロではそれを自社グループ内で自前にて用意提供することになる。今後相乗効果を狙った商品展開も想像されるが、これもまた自社ブランド・自社商品の購入価値を高めるための一つの手法だろう。今後どのような商品を「提案」していくのか、注目していきたいところだ。
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