「くちびる」に「口のまわり」や「脚」や「手」がカサカサ乾くお肌の乾燥
2009年01月09日 06:30
マイボイスコムは2008年12月22日までに、肌の乾燥対策に関する調査結果を発表した。それによると、肌の乾燥を感じる部位でもっとも多いのは「くちびる」だった。それとほぼ同じ得票・部位で「口まわり」が第二位につき、やや少ないものの「脚」や「手」「かかと」が続いている(【発表ページ】)。
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今調査はインターネット経由で12月1日から5日の間に行われ、有効回答数は1万5073人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代が36%、40代が29%、50歳以上が18%など。
体質・個人差にもよるが、肌の水気がなくなりカサカサ感が出てくると、ある種の不潔さ、かゆみを感じて嫌悪感がわき上がる人も多いはず。また、例えばくちびるの場合には乾燥が過ぎると一部がひび割れて血が出るなど、痛い想いをしてしまうことすらある。今調査においても乾燥を感じる人は8割を超える結果が出ており、多くの人が「お肌の乾燥」に頭を痛めていることが分かる。
人によって乾燥が生じる場所はそれぞれだろうが、具体的にはどの部位が多いのだろうか。もっとも多くの同意票が得られたのは「くちびる」で44.3%にも達していた。ほぼ同数でほぼ同じ場所なのが「口まわり」で43.2%。口そのもの(内部)は水分で満たされているはずなのに、そこから一番近い肌が乾燥しやすいという皮肉な結果となった。
肌の乾燥を感じる部位は?
口の隣接地帯以外では「脚」「手」「かかと」などが3割以上の同意票を得ており、この5部位が「乾燥注意部位」であることが分かる。実際には個人差が大きいので一概には言い切れ無いが、冬場湿度が下がり乾燥してきたら、この部位の乾燥には気をつけた方がいいだろう。
ちなみに当方がかつて入院していたころ(2004年冬~2005年頭)、体内から余分な水分を抜き出すために複数の薬を服用していたことと、病院内の湿度が比較的低かったこともあり、乾燥肌の症状が極端に発生した時期があった。真夏に海水浴に出かけた後、肌が焼けて皮がむける症状があるが、あれと同じような現象が毎日のように(肌の乾燥のせいで)起きたのだ。しかも肌のむけ方が非常に細かいレベルで。思い返してみれば、くちびるや口周りはともかく、脚や手、かかとは確かにその症状が酷かったように覚えている。
当方のように治療で発するほどの酷い乾燥肌の人はあまりいないだろうが、それでもくちびるや口まわりをはじめ、かゆみや肌荒れを伴う乾燥が発する人は多い。スキンケア用品で応急処置・対処療法をすると共に、中長期的なことを考え体質改善などを模索してみよう。
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