知られざる男性の五つの神秘
2009年01月07日 19:40
統計データによれば当サイト来訪者の約8割は男性である。その約8割を占めている男性もも含めた男性皆に「自分たち自身が認識していなかったことをお教えしましょう」という特集記事が【AskMen.com】に掲載されていた。いわく、「男性だったことがどんなに素晴らしいか、そして感謝すべきかを再認識できるでしょう」というもの。果たしてそこまで劇的な喜びを得られるかどうかは不明だが、とりあえず見てみることにしよう。
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1.女性たちは「男性の方が賢い」と考えている
イギリスの心理学者Adrian Furnham教授の調べによれば、30か国の男女間のIQの平均値を調べたところ、性別で特に差異は無かった。つまり「IQ」という観点では男女平等が確認されたことになる。その一方、世代や文化を超え、女性は「男性の方が女性より賢い」と「考えてる」という傾向も見出せた。一方男性自身も「男性の方が賢い」と過大評価する傾向にあるとのこと。気をつけて欲しいのは「考えている」であり、実際にそうであるかどうかは別問題であることだ(笑)。
2.男性は体内時計を持っている
男性はある種の体内時計を持っているが、年を取るにつれてその「時計」も老化する傾向にある。統計的に1歳年取る毎にテストステロン(Testosterone、男性ホルモンの一種。うつ治療に効果があるとされている)も1%失われ、これは精子の製造能力・品質の減少だけでなく、自閉症をはじめとした各種心神疾患をもたらす原因となりうる。また、テストステロンの減少は体内細胞のコピー(≒新陳代謝)の際に遺伝子を劣化させる確率を上げてしまうことにもなる。
3.娘の存在は息子の存在より男をより大きく変えていく
1996年に発行された「Family Man」では過去25年間の統計において、世の中の父親が「息子がいるより娘がいた方が大きく変えていく(それもポジティブな方面へ)」という傾向があると発している。またKyle Pruett氏の著書「Fatherneed」においても「娘の存在は父親をして、『世の中(周囲)を少しでもよいものに変えていこうとするモチベーションに寄与する』」と記述している。さらに別の研究者(エール大学の経済学教授Ebonya Washingtons)氏は統計を取り、ここ数年間の女性に関する議会内での法案・問題において、娘がいる下院議員の方が(いない議員よりも)積極的に問題解決への支持をしていることを見つけ出している。
4.男性は女性より痛みの許容度が大きい
外見上の問題云々(例えば筋肉質な人は男性の方が多い)ではなく、エストロゲンというホルモンの問題。女性の場合は月経などでこのホルモンのバランスが定期的に崩れるので、ホルモン量が低い時には(それに伴って量が上下するエンドルフィンも変化するので)痛みに対する許容度が小さくなるとのこと。ただし出産の場合など、特定時期における許容度は別途に考えるべき。
5.結婚は女性より男性の方が有利である
結婚後の男性は女性が結婚後に生じる落胆の半分程度しか(現実の結婚生活を体感してその理想とのギャップに)気落ちしないといわれている。女性はあまりにも結婚への理想が大きいため、現実に触れた時の落胆も大きいのだ(「妻らしい妻」であるために、自分の個性や捨てねばならない自分らしさの多さにも気落ちしてしまう)。また、統計的に男性は女性と一緒に床に入った方が良く眠れるという話がある。一方で女性の場合、まったく逆に「男性と一緒のベッドで寝た方が寝つきが悪い」というから驚きだ。
例えば「3」の場合、アメリカの大統領のほとんどは在任中(ホワイトハウスにいる時)、その多くにおいて女の子の割合が極めて多いことで知られている。このあたりも説の信ぴょう性を高めるのに一役買っているのだろう。また「4」は平均的なという話でしかない。本文中にもあるが、出産の痛みは男性には耐えられないというのは有名な話。
感謝や劇的な喜びを得る事は難しそうだが、男性であるがための社会生活的な特性がいくつもあることは再確認できそうだ。
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