言った人全部分かるかな?……仕事において実感できる名言・格言ランキング
2009年01月06日 08:00
検索エンジンgooにおいて実施されていた【仕事において実感できる名言・格言ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。」がついた。古今東西実に多種多様な人たちが、色々な立場から心に響く言葉を発したものだと改めて驚かされるようなランキングではある。
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今調査は11月21日から23日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1083、男女比は49.58対50.42。年齢階層比は30歳代がもっとも多く29.09%、ついで40歳代25.48%、20歳代15.70%など。
「仕事」というと最近では急速に悪化する景気に伴い発生している雇用問題、派遣社員関連の社会問題などが頭に思い浮かぶ。今回リストアップされた言葉は時代と情勢を越え、万人の心に響くような内容で、あるいは現在進行形で「当事者」となっている人たちにも当てはまるかもしれない言葉でもある。
第一位の「仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ」は日本の戦国時代における風雲児、織田信長の言。この後には「与えられた仕事だけをやるのは雑兵(ぞうひょう)だ」と続き、変革者にふさわしい言い回しともいえる。苦境を幾度となく乗り越え、さまざまな改革を手がけて新たな価値感を創造し、覇道を走り抜けていった当人自身が己に言い聞かせていたのかもしれない。
第二位は「自分にできる役割を見つける」。世間一般にはあまり知られていないかもしれないが、元プロ野球選手川相昌弘氏による言葉。プロ野球選手と言っても○×勝を挙げた投手でなければ□△本のホームランを打った強打者でもない。通算533本もの犠牲バント(自分を犠牲にしてランナーを進塁させるバント)を打ち、世界最多記録を持つ選手で、「バント職人」の異名を持つ。いわば他の選手、チーム全体の引き立て役で、はたから見れば地味な役割かもしれない。しかし自分の立ち位置を認識し、極めることで秀でた人物となる好例といえる。
以下、誰が述べた言葉かといった説明が無ければ「それってどうかな?」と思えるようなものもある。逆にいえば「その人が言った言葉だからこそ中身が理解でき、重みが増す」ものが多い。一人一人がそれら偉人ほどの人物になれ、というわけではないが、目指すことはできるはず。自分自身に一番合った、励まされる言葉はどれだろうか。探してみるのも楽しいものだ。
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