ついに終了日正式発表・NTTドコモがmovaとDoPaサービスを2012年3月31日に終了と発表
2009年01月31日 12:00
【NTTドコモ(9437)】は2009年1月30日、同社がサービスを提供している第二世代通信サービスの「mova」と「DoPa」それぞれについて、2012年3月31日をもって終了すると正式に発表した。ドコモ側では現在両サービスを利用している顧客に対し、「FOMA」への変更についてダイレクトメールやドコモショップなどで案内を行うとしている(【発表リリース】)。
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●今後新規受付が停止するサービス、そのものが終了するサービス
1.新規受付終了期日
・2009年3月31日
DoPa位置情報サービス、フリーナンバー、ショートメール、三者通話サービス、ナンバープラス、デュアルネットワークサービスDoPa大口割引
・別途案内
moperaメール
・申し込み不要
iナビリンク、ワン切り着信拒否機能、moperaネットサーフィン(mova、DoPa)、mopera Live!
2.サービス終了期日
・2012年3月31日
グループレート、ドニーチョ、ドンドンコール、グループ内番号サービス、アクセスナンバー、セレクフォン、デュアル衛星電話、ドッチーモプラン、度数表示サービス、長得プラン、DoPaデュアルプラン、DoPaシングルプラン、WORLD WING海外専用カード、DoPa位置情報サービス、フリーナンバー、ショートメール、三者通話サービス、ナンバープラス、デュアルネットワークサービス、DoPa大口割引、moperaメール、iナビリンク、ワン切り着信拒否機能、moperaネットサーフィン(mova、DoPa)、mopera Live!
「mova」は1993年3月から、「DoPa」は1997年3月から開始されたパケット通信方式のサービス。前者の場合、携帯電話の形式番号が「50X」のナンバリングで表されている。携帯電話が大規模に普及する立役者となった方式だが、2001年からサービスが開始された第三世代通信サービスの「FOMA」にそのポジションを奪われつつあった。また、後者「Dopa」は最大の通信速度が28.8kbpsしかなく、(サービス開始当初はともかく)現在ではやや時代遅れの様相を否定できない状態。
今回、両サービスの終了にあたりドコモ側では
・movaからFOMA以降に際して事務手数料無料。
・ 〃 対象機種を購入した場合端末価格を割引き。
・DoPaシングルサービスからFOMAサービスに移行した場合、事務手数料を無料、キャッシュバックも実施。
などのサービスを行っていると告知している。
技術の進歩と需要の変化もあり、一つの時代が終わり、新しい時代が幕開けを迎えつつある今、movaやDoPaのサービスが終了するのは致し方ないといえる。今から3年もあれば、色々な準備を整えることは可能だろう。とはいえ、個人的にはmovaには色々とお世話になった身としては、少々寂しい気がすることも否定できない。
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