ウェザーニューズ、「花粉Ch.」で3時間毎の花粉予報提供開始
2009年01月21日 08:00
【ウェザーニューズ(4825)】は1月20日、花粉症にさいなまれる人が急増する時期を前に、携帯電話向けサイト【ウェザーニュース】とインターネットサイト【花粉Ch.】で、花粉飛散量の予報を3時間単位で更新する花粉情報を同日からスタートしたと発表した。さらに花粉飛散が本格化する時期では、各地に設置された花粉観測機「ポールンロボ」によるデータを元に、飛散予報のデータを精密化していく(【発表リリース】)。
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「花粉Ch.」における3時間更新の花粉飛散量予報。今はまだ「平和」だが……
元々「花粉Ch.」などではその名前の通り花粉飛散情報などを提供していた。今回は発表にもあるように、3時間毎という比較的短い周期でのデータが行われ、より「リアルな」状況を確認することができるようになる(「非常に多い」「多い」「やや多い」「少ない」の4パターンで形成)。リリースに曰く「ウェザーニューズが他社に先駆け展開したサービスで、気象の専門家が、最新の気象情報をもとに、過去4年間で蓄積した計500人の花粉症の方の情報を解析し、どこよりも詳しい」情報とのこと(右は携帯版のイメージ写真)。
具体的には短い周期の予報によって、花粉の飛散(予報)情報を細かい時間帯で詳細にチェックできるため、外出や洗濯物を干すタイミングをある程度しぼるなどの使い方が期待できる。
花粉症関連サイトといえば先に【今年も到来花粉の季節 気象協会サイトでクチコミ情報も提供】で紹介したように、日本気象協会やニフティーサーブなども新規サイトを立ち上げたり情報の積極展開を開始している。これからも多種多彩なサービスが登場するだろう。もっとも多数のサイトを渡り歩いても、辛い現実を再確認するだけであまり意味が無い。自分の特性にマッチしたサービスを一つ確認してそこを頻繁にチェックし、他のサイトは気が向いたら閲覧してみる、というスタイルが一番楽かもしれない。
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