「コレ、やります 2009」

要は「今年の抱負を皆と共有する」「登録した抱負の達成割合を毎月メールで聞いてくる」という、「今年の抱負CGM」みたいなもの。説明にいわく、「1年間を通して抱負を管理し、達成するためのツールです。他の人と抱負を共有し、達成状況を確かめ合い、みんなで今年の目標を達成しましょう！」とのこと。

1月中は「今年の抱負」を登録する期間となる。メールアドレスとハンドルネーム、パスワードを入力して新規登録。ログインをしたあとは、自分が今年達成したい目標、抱負を入力していく。自分の抱負は「自分だけの抱負」にすることもできるし、他人にも見せるように設定して抱負を共有することもできる。「抱負は色々あるけど、これとこれは他人に知らせるのは恥ずかしいな……」と思ったら、その抱負だけは「表示させる」チェックを外せばよい(1月の時点ならすでに登録した抱負を編集・削除することも可能)。

抱負入力画面。同時に今まで自分が入力した抱負などが表示される

また、「他人にも見せる」設定をした抱負は、その一覧を見ることも可能。その抱負一覧から「あ、これは自分もやってみたいな」というものがあれば、「抱負を共有」することもできるようになっている(ただしそれぞれの抱負は「何人が同じ抱負を抱いているか」は分かるものの、「誰がその抱負を持っているか」は分からない仕組み)。

自分のも含めた抱負一覧。中には色々と物騒なものも(笑)

1月一杯は抱負入力の時期として、抱負入力だけが行える仕組み。そして2月に入った段階で抱負は確定し、その抱負を達成する段階に突入することになる。具体的には

などの機能が用意される(”各個別の抱負”について「達成」「未達成」だけなのか、達成度を登録できるのかは現時点では不明)。

考え方としては【ダイエットを助けてくれるデジタルサービスと「お皿」】で紹介した、ダイエットサポートシステム【Kzoku(ケーゾク)】に似ている部分がある。個人では忘れやすい、決意が薄れやすい事項について「他人と想いを共有している」と実感させることで、自分の目標とモチベーションを再認識させるというものだ。

ホワイトボードや紙の上に「今年の目標」を書いて掲げておけば、常日頃から視野に留まって忘れることはないかもしれない。しかしそれでは自分ひとりとの戦いになる。同時に今サイトでも抱負を語り、インターネット上で不特定多数からの「励みのパワー」を受け取ってみてはいかがだろうか。

※【トリガー記事:Design Works】