電子レンジ保有率、実に98.3%
2009年01月26日 08:00
マイボイスコムは1月23日までにレンジアップ商品(常温で保存が可能で、電子レンジで調理できる商品)に関する調査結果を発表した。それによると、現時点で電子レンジを保有している人の割合は98.3%とほぼ100%に達していることが明らかになった。機能別ではスチーム機能のついていないオーブンレンジがもっとも多く、過半数を占めている(【発表リリース】)。
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今調査はインターネット経由で1月1日から5日の間に行われ、有効回答数は1万3771人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代37%、40代31%、50代以上18%など。
食品の加工状況についてはいまだに賛否両論があるものの、今や料理を作る上で、特に一人暮らしでは欠かせない調理器具の一つとなった電子レンジ。価格も1万円前後から10万円以上のものまで、機能もオーブンや脂肪分の除去機能付など、実に多種多様なものが市場に展開されている。
それでは実際、電子レンジの普及率はどこまで高まっているのか。複数台所有の場合はもっとも利用しているものを答えてもらうという方式で、単一回答式で尋ねたところ、「持っている/持っていない」という範ちゅうでは実に98.3%が「持っている」と回答した。
所有している電子レンジ
安価で手に入る、それこそ基本中の基本機能である「電子レンジ機能のみ」を保有している人は34.1%。一方で、パンなどを焼くことができ、調理の幅が一段と広がる「オーブンレンジ(スチーム機能無し)」がもっとも多く48.1%とほぼ半数を占めている。単に温めるだけ・調理するだけなら電子レンジ機能のみで十分だが、何かちょっとこだわりの料理を作るつもりならオーブン機能があるとレパートリーの幅は桁違いに広まっていく。
一方「スチームオーブンレンジ」は11.4%。この「スチーム」とは「水蒸気」のことで、内部で意図的に水蒸気を発生させた上で加熱することにより、料理の美味しさを格段に向上させるだけでなく、蒸し料理も手軽に作れる非常に便利な機能。「ラップなしで美味しくできる」「無くても料理はできるが、あった方が嬉しい機能」の代表格。
電子レンジは数千円で買えるオーブントースターと異なり、買い換えには少々ちゅうちょしてしまう器材の一つ。逆に考えれば一度買ったら末永く使うことが予想されるので、「せっかくだから」と色々な機能を盛り込んだものを選びたくなるもの。技術の進歩は日進月歩で次々に新しい機能が発案されて導入されていくが、自分の好みにあったものを選び、愛用していきたいものだ。
なお当方が運用しているレシピサイト【レシピ雑記帳】でもトップページで似たような調査を継続中だが、現時点で電子レンジ保有率は88.9%という値を示してる。多少の誤差があれど、普及率はほぼ100%に達していると考えてよさそうだ。
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