ビジネスパーソン、8割強が「平日ももっと自分の時間が欲しいッ!」

2009年01月22日 08:00

自宅でのプライベートタイムイメージニフティサーブは2008年12月15日、ビジネスパーソンにおける平日の個人的な時間、いわゆる「アフターファイブ」に関する意識調査の結果を発表した。それによると、男女とも8割以上が「平日も、今よりもっとプライベートの時間が欲しい」と考えていることが明らかになった。一方、その「プライベートの時間」においては8割が「趣味に費やしている」と回答しており、「平日ももっと趣味に傾注したい」というニーズが高いことが浮き彫りにされている(【発表リリース】)。

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今調査は2008年(詳細期日は非公開)にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は900人。男女比は1対1で、年齢階層比は20・30・40代で均等割当。

平日のサラリーマン、OLというと「何かと多忙で会社に拘束される時間が長く、家に帰ったらすぐにバタンキュー」「『玄関開けたら、2分でご飯』なほどに疲れていて、時間もあまり無い」というイメージが強い。朝方は朝食や出勤の準備などでのんびりしている暇は無いし、帰ってきても食事、翌日の準備、お風呂などをこなすと、「果たして何分間、自分の時間が残っているのだろうか」と自問自答したくなる人も少なくないはず。

案の定、男性も女性も「平日の」プライベートな時間をもっと長く取りたい、と考えている人は多く、「もっと長時間欲しい」と強く願う人は男女とも3割強、「もうちょっと長いといいな」とそれなりに求めている人は5割近くに達しており、合わせると8割強が「平日ももっと自分の時間が欲しい」と考えていることが分かった。

あなたは平日、今よりプライベートの時間が欲しいですか
あなたは平日、今よりプライベートの時間が欲しいですか

注目すべきは男性より女性の方が「あまり要らない」「これ以上要らない」という回答が5ポイントほど多いこと。女性の方が、現状の平日におけるプライベートタイムの長さに満足している人は多いことになる。

忙しさは男女ともさほど変わらないはず。兼業主婦などのパターンも考えるとむしろ女性の方が「自分だけの時間が欲しい」と考える人が多いイメージがあったのだが、少なくとも「個々の考え」としては別のようだ。あるいは男性より女性の方が、忙しさに対する耐性が強いのかもしれない。

では肝心の「平日のプライベートタイム」には何をしているのか。8割が「趣味」という結果が出ている。限られた長さではあるが平日の憩いの時間においては、一日の大部分をすごしてきた「仕事」から気持ちを切り替える、正反対の「趣味」をしてリラックスを図ろうという思惑があるのだろう。あるいはもっと単純に「やっと自分の好きなことができるヨ」などの息抜きなのかもしれない。

平日プライベートの時間は主に何をしていますか
平日プライベートの時間は主に何をしていますか

男性と比べると女性の方が「平日のプライベートタイムにおける過ごし方」が多様化しているように見える。男性より女性の方が「現状のプライベートタイムの長さに満足している人」(=これ以上は必要ないと回答)が多いのは、単純に時間の長短だけでなく、「有意義な時間の過ごし方」を女性の方が知っている・実行しているからかもしれない。


自宅でリラックスイメージ「もっと長い時間が欲しい」と切望されている平日のプライベートな時間。つかれをいやす、気分転換をする、自己目標を達成するための努力をするなど、利用目的はさまざま。時間を伸ばす努力だけでなく、同じ時間でどれだけ圧縮し、充実した時を過ごすのかを考えてみるのもよい。時間の長さを変えることは出来なくとも、充実感をかさ上げすることはできるはずだ。

もっとも、仕事時間の緊張感から開放されて気持ちの安ねいを堪能するプライベートタイムを有効に使うために、一生懸命物事を考えたり気合を入れるのでは、本末転倒なのかもしれないが(笑)。

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