【更新】「あ、ケータイ忘れた!」自宅に戻るのは7割

2009年01月29日 08:00

忘れるイメージセガは2009年1月28日、携帯電話に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、通勤や通学の途中で携帯電話を忘れたことに気がついた際、7割の人は取りに帰る意思を持っていることが明らかになった。ただしそのうち6割は「10分以内なら」と回答しており、命の次に大切な携帯電話でも必ずしも「どんなに時間がかかっても絶対に取りに戻る」というわけではないことが見て取れる([発表リリース])。

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今調査は2008年11月6日から11月21日までの間、携帯電話専用のカラオケサイト「ヒトカラ」上で行われたもので、有効回答数は2万9501人。なお10歳未満の回答は絶対数が少ないので参考値扱いとされている。

毎日欠かさず持ち歩く携帯電話や腕時計などは、ふとしたはずみで忘れてしまうことがある(例えば昨晩まくら元で使っていた、充電していた、絶対に忘れないようにといつもとは別の場所に置いていたなど)。それに気がついたのが通勤・通学時の場合、どのくらい時間で取り戻れるなら、Uターンするだろうか。全体では7割強が時間の差はあれど「戻る」と回答した。

携帯電話を忘れた時、何分以内なら取りに帰るか
携帯電話を忘れた時、何分以内なら取りに帰るか

「携帯電話は女性の方が熱中度が高い」というイメージがあるが、今調査に限ればむしろ男性の方が執着心が強いように見える。また、同様に「若年層ほどケータイを好む」というイメージに反し、30代がもっとも「時間がかかっても携帯電話を取りに自宅へ帰る」人が多いことが分かる。

これは若年層の場合は「絶対忘れるわけないジャン」とばかりにそのような状況をあまり想定していないのでは、という可能性が考えられる。また、男性は女性と比べ、若年層は中堅層と比べ、仕事に携帯電話を使う場合が多く、「携帯電話を持たずに出社しても仕事にならない」という判断が働くと推定したが良いだろう。

とはいえ、携帯電話が世の中から無くなったらどうなるかとの問いに「世界が終わる」という回答を寄せる中学生もいる昨今、実際に「万が一」自宅に忘れようものなら、どんなに時間がかかっても取りに戻るような気がするのだが、どうだろうか。

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