やる気を回復させる4つのポイント

2009年01月30日 06:30

怠惰イメージ昼飯を食べて一時間ほど過ぎ、幼児なら「お昼寝の時間」の午後二時くらいになると、どうしても気持ちがだれて眠たくなってしまうというもの。集中力は欠け、あくびが止め処も無く出て、ケアレスミスが多発する。壁時計の針を見て「何で短針が”6”を指してないんだよ」と呪いの言葉を頭の中で反すうするようになる。こんな「空気の抜けたような、ふぬけな時間帯」をだらだらと(そして効率悪く)過ごすのは実にもったいない、ということで【AskMen.com】では4つのポイントをあげ、やる気を回復する指南を提示している。就業・就学を問わず、気の抜けた午後のひと時を過ごした経験がある人なら、きっと役立つ内容も含まれているに違いない。

スポンサードリンク

「ちょっと外へ」イメージ1.ちょっと外に出てみよう
一番簡単な、やる気回復術こと「チャージ法」は、散歩をすること。10分間ほどの休憩をもらい、オフィスから出てみよう。同じ場所で長時間同じ姿勢でいると、疲労感が加速度的に増していく。変わり映えのしない環境に対しては五感そのものが「飽き」てくるものだ。「外の空気を吸ってくる」という言い回し通り、外気に触れて自分の五感をリフレッシュさせよう。

もちろん学生の場合は「リフレッシュしたいから」といって授業中に席を離れてはいけない。そのために休み時間は設けられているのだから。

2.一杯の水ですっきり
眠気覚ましや気力充電と称し、ちまたには多種多彩な栄養ドリンクが発売されている。プラシーボ(偽薬)効果のある無しを含めそれらのドリンクでも別に良いのだが、一番簡単ですぐに手に入るのは「水」。のどが乾いている、と感じなくてもとりあえず一杯の水を飲んでみる。身体の水分が不足してくると、疲労を一層感じやすくなってしまう。水を飲むことで新陳代謝が活性化し、疲れをカバーするためのエネルギーを生み出してくれる。

当然だが、こちらも学生の場合は休み時間に飲むこと。

3.自然な「刺激」で身体に活
職場でストレッチイメージ気持ちが何となくだれてきたり、頭の中がもやもやとしている時に良く使われる手段が「砂糖たっぷりのコーヒーをがぶのみ」。カフェインには目を覚させる効用があるし、砂糖には「血の巡りが悪くなった」頭に適切なエネルギーを供給してくれる、と言われている。しかし一方で、カフェインは段々と身体がなれてしまい、同じ効果を期待するには一層濃いものが必要となる。砂糖によって急速に体内・脳にエネルギーが充てんされても、それはドーピングのようなもので長続きはしない。

元々体内にはエネルギーが蓄えられていて、それが着火されるのを待っている。では着火するにはどうすればいいのか。ちょっとしたストレッチ運動をするなり、早歩きをしてみたり、走ってみるとよいだろう。

疲れてくるとよく背伸びをしたくなるものだが、これもまた「着火」するためには良いアクションの一つ(自分で自分のほっぺたをぺしぺしと叩いて気合を入れるのもよい)。だれている時には往々にして同じ姿勢で同じことを継続しているものだ。違ったことをして身体に刺激を与えるには、わざわざコーヒーを飲む必要もない。

4.「見える目標」と「実践目標は小刻みに」
ゴール地点がはるか彼方にあると、人はどうしてもやる気を無くしてしまうもの。それがお昼の「アンニュイな時間帯」を作り出す要因でもある。そこで心理学的にも有効な手段として、「小刻みに目標を作って」「合間合間にモチベーションを高めるごほうびを設定する」ことを薦めている。

これは時間単位でもよいし、仕事の作業単位でもよい。例えば「1時間継続作業をしたら、(「1.」にあるように)外の空気を吸いに行く」「このセクションまで書類作成を済ませたら小休憩で、引き出しにしまってある、とっておきのチョコレートを一つだけ口にする」「この部分のチェックが終了したら、営業課の●×さんのところにちょっとおしゃべりをしにいく」などなど。要は「先の見えない長距離走は無理でも、ゴールが手に届く短距離走を何度か繰り返すことで、最終目的地まで気力を落とさずに到達できる」という仕組みだ。

こちらも学生の場合は休み時間に行うこと。


「給食ではケーキが出るなぁ」イメージ端々で「学生は……」と書いたのには、実は理由がある。学校のカリキュラムは大抵において50分~1時間で1授業単位、そして休み時間が10~15分設けられ、それを繰り返す形で一日の授業が構成されている。一般的に人が集中力を持続できるのは、ちょうどこの授業時間の長さと同じといわれているからだ。もちろん好きな授業ならばその2倍の長さでも物足りなさを感じるし、逆に嫌いな・退屈な授業の場合は半分の時間でも長さ、気だるさを体感するに違いない。

それでも授業あたりの時間に変わるところはない。「3.」の方法を活用してちょっと揉み手をしてみたり、「4.」を応用して次の授業のことを考えてみよう。少しは気分転換になり、今の授業へのダレ具合も減ることだろう。


■関連記事:
【疲れていても仕事をしなきゃならない時の6つのカンフル剤】

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ