大きさわずか3センチ強! 人工知能搭載の二足歩行ロボットROBO-Q(ロボキュー)2月28日登場

2009年01月14日 08:00

ROBO-Q(ロボキュー)イメージ【タカラトミー(7867)】は1月13日、量産されているものとしては低価格で世界最小級で人工知能を搭載した室内専用二足歩行ロボット『ROBO-Q(ロボキュー)』を2月28日から発売すると発表した。価格3675円(税込み)。フューチャータイプ2種、レトロタイプ2種の計4種類(【発表リリース、PDF】)。

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ROBO-Q(ロボキュー)
ROBO-Q(ロボキュー)

ROBO Japan 2008でのロボキューの様子。

『ロボキュー』は親指よりも小さい世界最小級サイズで、電磁石による二足歩行機能を搭載し、ちょこちょことかわいらしく、いかにも「ロボットふうに」歩行する。具体的なサイズはフューチャータイプが約3.4センチ、レトロタイプが約3.7センチ。

専用コントローラーを使用して赤外線によるコントロール(室内専用)が可能で、さらに人工知能を搭載しているので、本体左右の「障害物認識ユニット」から得た周辺環境の情報に対して、データベースから最適な行動を選択、認識した障害物を“自律歩行”で「回避」もしくは「追跡」することができる(移動モードとしてコントローラーで操作する「コントロールモード」以外に「人工知能 回避モード」「人工知能 追跡モード」が用意されている)。

自立歩行による「回避」の図
自立歩行による「回避」の図
自立歩行による「追跡」の図
自立歩行による「追跡」の図

専用コントローラーの正面前方にある「充電用端子」に、本体正面にある「充電用端子」をセットすると、専用コントローラーのスピーカーから充電の効果音が流れると同時に緑ランプが点滅し、充電を開始する。20分~30分のフル充電で約3分の歩行が可能。また、専用コントローラーの収納ボックスに収めることができるので、持ち歩きにも便利。

本体デザインは、デフォルメした自動車などが有名な『チョロQ』の愛らしい見た目を継承した本体で、未来を象徴する近代的なロボットをモチーフにした「フューチャータイプ」2種、また、昔から日本人に親しまれて来たロボットのデザインをモチーフにした「レトロタイプ」2種の、全4種を第一弾ラインアップとして発売する。

また、専用コントローラーに搭載したサウンドスピーカーからは、「いかにもロボットふう」な歩行音や充電音が発生する。低価格ながらも人工知能という最新技術や、愛らしい動作を楽しむことができる『ロボキュー』は、「気分転換」や「癒し」の空間を演出し、親子・友人・職場などで、手軽に遊べ、コミュニケーションのきっかけを提供する身近な“マイ・ロボット”として、また、ポケットに入る“ペット・ロボット”としてのギフト需要など、女性を含む幅広い層への展開を想定しているとのこと。

一回の充電で走行できる時間が約3分というのは多少辛い気もするが、サイズがサイズなだけに仕方ないのかもしれない。それよりもこのサイズで、ちゃんと二足歩行をし、人工知能モードも含めた複数の歩行モードを持っている「量産・市販型」ロボットが展開されるということの方が驚きだろう。「第一弾ラインアップ」という表記がリリースに見られるので、今後人気次第ではさまざまな形状のものが登場する可能性は高いし、それを期待したいものだ。

(最終更新:2013/09/05)

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