貯金・貯蓄に挫折しないための10の実践例
2009年01月19日 08:00
以前に何度か紹介している「オレンジページ」ほどではないが、気になるレシピが掲載された際に当方(不破)が購入している隔週刊誌【レタスクラブ】。最新号の1月25日号は「大根&白菜のローカロリーおかず」と「家計応援! 丸得肉おかずBook」の二本立てで参考にできそうなレシピ特集があったので思わず購入。その号でレシピ以外に目に留まった特集記事に「100万円貯めた100人の方法教えます!」というものがあった。読者の貯めワザや専門家のアドバイスを元に貯金・貯蓄のテクニックを披露するというものだが、非常に役立つ話なども見受けられたので、いくつかをかいつまんで紹介することに。今回は「貯めモチベーションを高めるものは?」というもの。詳細は現在本屋、コンビニやスーパーなどで発売中の「レタスクラブ」をご参照あれ。
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「貯めモチベーション」とは要するに、貯金・貯蓄をする意欲のこと。何か特定の商品の購入、あるいは将来のリスク軽減のために一定額の貯金をしようという志を抱いても、なかなかそれを継続して実践できる人は少ない。「どうすれば貯金し続けることができるのか」「ついつい使ってしまって貯蓄が出来ないのだけれど、どうすればよいのか」という悩みを持つ人は多い。それらの悩みに対し、少しでも解消法となるかもしれないのが次のアドバイス、というものだ。当方なりの解釈、ツッコミなどを加えて紹介する。
・記帳をこまめにして増える喜びをかみしめる
郵便貯金、銀行預金の通帳記入をこまめに行い、目の前に現れる貯蓄額を実体験することで「ここまでやった」という達成感を獲得する。最近ではパソコン経由で残高や通帳記入内容を表示できるものもあるが、画面上では何となく味気ない。その時はプリントすれば効果倍増。
・夫にないしょで月1000円のヘソクリ
……「ないしょ」ということは、たまったら主婦仲間で高級レストランでお食事ですか(笑)。モチベーションは高まるだろうが、夫がかわいそう(男性としての当方の意見)。
・マイホームゲットの夢を見てハウス見学会に行く
自分が向かう目標の達成を一部でも体験するのは、貯蓄に限らずモチベーションを高める方法として有名。大学受験の際に志望校を見学するのが良い例だ。
・成人したわが子をイメージする
これも直上の「ハウス見学会」と同じ。ただしこちらの場合は貯蓄の目的が「子どもの学資」の場合。
・旅のパンフレットを集めて切り抜きファイルを作る
目標達成を先行イメージするという点で「ハウス見学会」「わが子イメージ」と同類だが、これは目標が「旅行」によるもの。達成目標を手元において、機会あるごとに閲覧できるという点では最強かもしれない。欲しいものがなかなか買えなくて、とりあえずカタログだけ手に入れて日夜ながめるようなものだ。
・毎年、ごほうびのプチ旅行に行く
目標達成とは別に、何らかの「成功報酬」を自らに与えるというもの。最近流行の「自分へのごほうび」というパターンだ。しかしプチ旅行そのものが目的にすりかわってしまったり、使いすぎて本来の貯蓄の額を大きく減らしてしまったのでは本末転倒になる。要注意。
・1円玉、5円玉、10円玉貯金をして、貯まったら外食!
この場合は目標が「外食」と設定されているが、小銭をこまめに専用の容器(貯金箱)に入れていくのは非常に良いアイディア。元記事では小額貨幣だが、当方の場合は逆に500円玉を例の【人生銀行500】に入れて貯金している。全部貯まったら準専用と化したゆうちょ銀行の普通口座(通信費の引き落とし専用口座でもある)に貯金する、というあんばいだ。
・理想のキッチンを思い浮かべる
こちらも「達成目標をイメージしてモチベーションを高める」手法の一つ。
・夫にがんばった成果を報告してほめてもらう
お熱いですな(笑)。ある意味、どんな「達成目標」の現物化よりも効果の高い、モチベーションアップの方法といえよう。愛は偉大である。
・5年後の達成額を計算して、にんまりする
意外に使えるのがこの方法。貯金・貯蓄の場合、定額の積み重ねをしていくことで「確実に」その目標を達成することができる。「●キロやせる」というダイエットや「●×大学合格」といった受験は確実性が保障されていないことを考えると、その効果は絶大。たとえば「1日100円貯めれば1か月で3000円、1年で3万6500円も貯まる」とイメージすれば、日々の貯蓄も確実なものとなる。
以上10点が掲載されていた「貯めモチベーションを高めるひけつ」だが、大きく分けると「現状を明確に認識する」「達成目標を確実に把握し、達成時の喜びをイメージして自分を陶酔させる(イメージトレーニング)」の二つに分類できる。いずれも、単に貯蓄・貯金に限らず、あらゆる「前に進むために活用できる」基本的なテクニックといえる。
自分に当てはまるやり方はあっただろうか。一つでも見つけることが出来れば、今すぐからでもいいので実践してみよう。
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