100円玉1枚で出来る、歯みがき時間を守る方法

2009年01月18日 12:00

歯みがきイメージ食事をとったあとはもちろん、人によっては起きた直後にも、歯みがきをする人はいるだろう。虫歯や歯槽膿漏(しそうのうろう)を防ぎ、健康的な歯を維持するには、まずは何より歯みがきが一番。しかし歯みがきの時間はちゃんと取っているだろうか。しっかりみがいたつもりでも、実は30秒、1分くらいしか時間が経過していなかったことも多々あるはず。もちろん単純に「時間をかければよい」というものでもないが、少なくとも時間をかけて各部位をしっかりとみがく必要はある。「歯みがきタイムを確実に計測する、シンプルなアイテム・方法」をお伝えすることにしよう。このアイテムなら100円玉1枚で購入できる。

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砂時計
砂時計

見た目の通り、単純な砂時計。100円ショップで調理道具コーナーなどで手に入る、ごく普通の商品。1分・3分・5分などの時間別のものが用意されている場合もあるが、ここで3分か5分のものを選ぶ。歯ブラシに歯磨き粉をつけて準備が出来たら、砂時計をひっくり返してブラッシング開始。砂が全部下に落ちるまで、歯みがきを続ける。ただこれだけの話。

もちろんキッチンタイマーや携帯電話付属のストップウオッチ、時計そのものを利用して時間を計測しても問題はない。ただ、それらの時計類をわざわざ洗面台まで持ってきてセットするのは面倒くさい。砂時計なら水がかぶっても故障する心配は無用。それに、単純に時計を見て歯みがき時間を計測するより、時間を守りやすくなる傾向があるとも付け加えておこう(経験者は語る)。

「3分間」の根拠は?

これだけだと拍子抜けしてしまう人もいるだろうから、いくつか追加情報を。「歯みがきは3分間」という根拠は、【東京電力のアンケート調査】を元にしている。1~3分と答えた人がもっとも多いそうな。ただし日本歯科医師会によれば10分程度が目安だという。それを目指すのなら、10分の砂時計を探すか、3分の砂時計を3回ひっくり返せば大体カウントできる。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのアンケート調査結果イメージ一方、ジョンソン・エンド・ジョンソンが2008年11月に発表した【アンケート調査結果(PDF)】によると、歯みがきの時間は平均で3分前後、しかも3年前と比べて減少する傾向にあるという。忙しさゆえに歯みがき時間すら短縮してしまうのだろうか。

一方、「時間をかければよいというものではない」という話もある。各部位をくまなく、しかもていねいにみがかねばならない(時間がかかるがため、お風呂につかりながら歯をみがく人もいるという。それもまた一興)。しかも単純にゴシゴシと歯に歯ブラシをこすり付けるだけでは効果が薄い。どのように歯みがきをすればよいかについては、各種専門サイト(【例えば日本歯科医師会】)を確認したり、歯医者でパンフレット・小冊子を手に入れ、確認しよう。

それ以外にも、例えば動画共有サイトYouTubeを探すと、歯の正しいみがき方をレクチャーする動画をいくつも見つけることができる。


入れ歯のような専門の道具を使ってブラッシングの仕方を説明。

こちらは本物の歯を使ったブラッシング講習。新橋の松島歯科によるもの。

文章や写真で見るよりも分かりやすく、正しい歯みがきの方法を理解することができるだろう。検索キーワードとしては「歯みがき」よりも「歯ブラシ」を用いた方が目当ての動画を見つけやすい。

一回わずか3分、一日で10分足らずの歯みがきを行うことで、後々になって言葉通り「痛い目」にあわずに済むのだから、これほどありがたいことはない。出先で歯みがきが出来ないような場面では「歯磨きガム」や「うがい」で代替するにしても、機会がある時には歯みがきを欠かさず行うようにしよう。

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