ゲームソフトランキング更新・太鼓たたいた、けれども……
2008年12月22日 08:00
メディアクリエイトが発表した12月8日~12月14日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、新作の音ゲー……というよりは「太鼓ゲー」のWii版『太鼓の達人Wii』だった。かなでるリズムに合わせてテンポ良く太鼓をたたいていくという、今やおなじみのゲーム。他機種でも色々と発売済みだが、Wii用にもようやく登場というところ。発売初週ということもあり賛否両論に感想が分かれており、ソフトの内容よりも周辺機器の太鼓とバチの性能が今二つという意見が多い。「太鼓をたたく」ことがこのゲームの特性であるだけに、このような意見が相次いでいるのは残念な話ではある。
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第二位には前回から順位を上げた『街へいこうよ どうぶつの森』が。動物たちとのコミュニケーションを楽しめるほんわか「擬似世界体感ゲーム」……というより「シミュレーター」の方が表現が正しいかもしれない。ベースとなったDS版から大きく変わるところはないので、DSで寝る間も惜しんでプレイし続けた人には少々物足りないかも?
第三位はこちらも前回から順位を一つ上げた『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』がランクイン。有名どころでリスクが低く、ミニゲームもたくさん入っていてお値段もお手ごろとなれば、単純にこのタイトルが欲しい本人だけでなく、プレゼント用としても喜ばれることだろう。それがセールスを上げた一因かもしれない。
第四位には一時ランキング上位からは外れていた『わがままファッション ガールズモード』が。タイトルやパッケージイメージから第一印象が今ひとつという意見もあるが、実際にプレイした人の多くから「良い意味で裏切られた」との声を聞く。ファッション業界の店舗経営シミュレーションとしての出来もしっかりしており、「秀作」との評価も続々と。老若男女が楽しめるのもポイント。
今回計測週では大きな新作によるビックセールスは見られず、既存の「定石」タイトルが上位に盛り返してくる傾向が見られた。これらのタイトルはおしなべて評判も高い。「特定のゲームが欲しいわけではないけど、何が何でもはずれを引きたくない」という人は、このような「手堅いタイトル」を選んでみると良いだろう。
(最終更新:2013/08/13)
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