子どもがクリスマスにほしいもの、やっぱりトップは……
2008年12月17日 08:00
ネットマイルは12月15日、クリスマスについての調査レポートを公開した。それによると小中学生を対象にした調査母体の中で、クリスマスのプレゼントに欲しいもののトップは「ゲーム(ソフト・ハード)」で、回答単体としては3割近くを占めていた。具体的な商品名を挙げた回答を含めると実に4割近くが「ゲーム」のカテゴリに収まることになる。今年もやはりサンタにお願いするプレゼントはゲームが一番のようだ(【発表リリース、PDF】)。
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今調査は11月26日から12月1日の間に小中学生を対象としてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は735件。男女比は295対440、年齢階層比は小学6年生27.8%を筆頭に小学5年生20.7%、小学4年生19.7%、中学1年生10.9%など。
今調査ではクリスマスについて多様な方面から尋ねているが、今回スポットライトをあててたのは「クリスマスに欲しいものは何ですか」と自由回答形式で質問したもの。この回答を集計して区分したのが次の結果。
クリスマスに欲しいものは何ですか?
具体名を挙げずに「ゲームソフト・ゲーム」と答えた人は29.8%。他の「DS」「Wii」「PSP」をあわせると4割近くが「ゲームの類」と回答している。やはり価格もお手ごろだしタイムリーな新作タイトルも多数発売されているし、プレゼントする「サンタさん」側にも妥当な線となるのでは、という目論見もあるのだろう。
具体的なゲーム機を挙げた限りでは、「DSシリーズ」がもっとも多く7.8%。次いで「Wii」、「PSP」と続いている。これが「すでに別機種は持っているので、これが欲しい」というセカンドマシン的な立ち位置で欲しいのか、純粋に「ゲーム機ならばこれが良い」という人気投票的な意味合いがこめられているのかは、この調査結果からだけでは分からない。確認できるのは「クリスマスプレゼントに欲しいゲーム機としては、DSシリーズがもっとも人気が高い」ということだけだ。
DSシリーズが一番人気
小中学生を対象にしたアンケートとしては、「たまごっち」はともかく「iPod」が入っているのには少々驚き。この年齢層ですでに欲しいものリストの上位に収まっているあたり、老若男女に普及しつつある現状が確認できる。また、「携帯電話」も一応10位以内に入っており、他調査で何度と無く登場する「この年齢層では進学・入学祝いに携帯電話を買ってもらう場合が多い」パターンとは別に、クリスマスにでも良いからケータイが欲しいという子どもが少なからずいることが分かる。
さらに「お金/おこづかい」という回答が3.0%いることに、複雑な気分になる人もいるだろう。何らかのプレゼントより「お金が欲しい」という回答に、言葉通り「現金なヤツめ」と思う人もいるだろうし、あるいはため息混じりに「夢が無いな」と嘆く人もいるかもしれない。
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