今調査は11月26日から11月28日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は372人。男女比は55.9対44.1。年齢構成比は20代14.5％、30代44.9％、40代29.0％、その他11.6％。なお各店舗において実際に食べたことがある人のみ回答している。

ハンバーガー系ファストフード店では欠かせないメニューの「フライドポテト」。原材料(じゃがいもの産地)はもちろん、その太さや調理法、味付け方法など、企業によって同じ「フライドポテト」でもまったく別物のような見た目・味わいがするのはご承知の通り。

それらの「フライドポテト」について、実際に食べたことがある人に限定し、味だけでなく値段など各種項目を含めた総合的な評価をしてもらったところ、最上位の評価「星3つ」の割合が最も多かったのは「モスバーガー」だった。

各店舗のフライドポテトの総合評価

もっとも高評価の「モスバーガー」では「星3つ」と回答した人が実に2割を超えている。ほぼそれと同数として「フレッシュネスバーガー」が続いており、少なくともポテトに対しては両社への評価はほぼ同レベルなほど高いことが分かる。

「星3つ」の数でいうとそれに続くのは(意外にも)マクドナルド。11.9％の人が「星3つ」と回答している。回答者数(＝利用者数)がもっとも多いのもマクドナルドだが、単に「利用者数の多さ」＝「星の多さ」ということではなく、何か別の「秘密」がありそうだ。

以下「星3つ」の数だけでいうと「ケンタッキー」「ファーストキッチン」などとと続くが、それぞれの企業の「星」の数の分布を見ると、大体次のような区分ができる。

多少の誤差はあるが、大体このような形になる。「まだだ、たかがサブメニューのポテトフライの評価がアレだっただけだ!」と一部店舗のファンはうなりそうだが、ある意味納得の出来る並びと考える人も少なくないのではないだろうか。

ファストフードなだけにこれらのポテトフライは、買ったその場で(≒出来立て)を食べるのが前提となっている。何らかの事情で作ってからしばらく時間が経過したあとで口にすると、色々な意味で「別物」になっている場合もある。今回の「総合的評価」に含まれているのかどうかは不明だが、「冷えた後でも美味しくいただけるか否か」についての評価分けも見てみたいところだ。