ゲームソフトランキング更新、教授強し

2008年12月15日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した12月1日~12月7日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、先週に続き優しいタッチのビジュアルと奥深いストーリーで多くの人を魅了する謎解きアドベンチャーゲーム「レイトン教授」シリーズの最新作『レイトン教授と最後の時間旅行』だった。今度は時間軸をも取り込んで、レイトン教授の未来と過去にまつわる話を舞台にしたストーリーがプレイヤーを魅了する。声優陣が非常に豪華なのもセールスポイント。前作までで謎とされてきた事柄も解明されるので、既存タイトルのユーザーも必見。

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第二位には人気シリーズの最新作にあたる『ドラゴンボールZ インフィニット ワールド』が。アニメの『ドラゴンボールZ』の世界を元にしたマルチアクションゲーム。単なるバトルだけでなく、原作で登場したエピソードや名シーンをキャラクタ毎に体験できる「ドラゴンミッション」モードなども搭載している。発売初週ということもあるが、購入者の評価が結構目も当てられないことになっているのが気になる。次週以降、冷静さを取り戻したコメントを読めるようになるまで、評価はひかえた方が無難かもしれない。

第三位は前回と同じ順位をキープできた『街へいこうよ どうぶつの森』がランクイン。DS版からの変更点がさほど多くないため、DSで生活の一部になるほどプレイしまくった人には物足りなさを感じるかもしれない。しかしおおよそ評判は良いようだ。

第四位には一時ランキング上位からは外れていた『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』が。やはり年末商戦ということもあり「プレゼントにマッチするもの」「前々から欲しくてプレゼント代わりにようやく買ってもらえるもの」として、定番タイトルが選ばれていくのだろうか。

経済状態は非常に軟調、もとい厳しい状態が続いているが、ゲーム業界は他の業界ほどの辛さは見受けられないように見える。実際には一人頭の購入本数が減り、「自然淘汰」が進んでいるようにも見える。無難・妥当な線ばかりのタイトルが生き残るのも問題だが、今回ならば『レイトン教授と最後の時間旅行』のような「精錬された作品」が登場するのなら、そのような状況もまた一興というものだろう。


(最終更新:2013/08/14)

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