信長の安土城がよみがえる、ディアゴスティーニで毎週「建造」
2008年12月03日 08:00
デアゴスティーニ・ジャパンは12月2日、定期的に発行されるパーツ付雑誌を購入して組み合わせることで壮大なスケールのアイテムを完成させることができるマガジンシリーズの最新作として、戦国時代の武将・織田信長が愛用した安土城を細部まで精巧に再現した「安土城」(1/90スケール)の木製模型シリーズを展開すると発表した。2009年1月27日から発売開始。定価1490円(税込み)、創刊号は特別価格590円。全110号を予定(【発表ページ】)。
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「安土城」完成イメージ。男のロマンを具象化したダイナミックさ。ちょっとした資料館の展示品並み
「安土城」は天下統一を目前に控えた織田信長が、当時の建築技術と贅を尽くして築きあげた居城。日本の城の中でもっとも豪華であったと言われ、後世の城建築にも多大な影響を残したとされている。今回展開される「安土城をつくる」では、安土城跡地の発掘調査や当時の文献から復元された緻密な設計図をもとに、90分の1スケールの模型として再現。サイズは全高53センチ・全幅58センチ・奥行き52センチと、食卓用テーブルの上におけばほぼすべてを占領してしまうほどの大きさ。
今シリーズでは毎号付いてくる木製パーツで、安土城天主を組み立てていくことになる。外観だけでなく、城の構造・内部の「すべての部屋」まで復元されている、こだわりの極地的な木製の本格模型。復元監修には広島大学大学院教授工学博士の三浦正幸氏があたっている。
各パーツの特徴を公式サイトから。偉大な歴史上の人物、織田信長にふさわしいダイナミックで細やかな作り。
これまでにもディアゴスティーニ社からのマガジンシリーズでは、収集欲をかきたてるさまざまなアイテムの企画が展開された。今回の「安土城」は約2年に渡って展開される大規模なもので、テーマも完成品も(そして総コストも)壮大なもの。置き場所を確保するという最大のハードルをクリアできれば、「自分も挑戦してみるか」と考える人も(特にシニア層には)少なくないと思われる。
これだけサイズが大きいと「ミニチュアのキャラクタを載せたいよな……」と考える人も多いはず。そこでディアゴスティーニでは読者全員に、創刊号から30号までの応募券を集めることでもれなく同一スケールの「織田信長」「甲冑」「駕籠(かご)」「金屏風」(2つ)など全11種類の小物フィギュアがプレゼントされるキャンペーンを実施している。個人的には「豊臣(羽柴)秀吉」「森蘭丸」あたりのフィギュアもあると、いっそう「それらしい」雰囲気を演出できるような気もするが、これ以上の詳細は現時点では不明。冊子の発売を楽しみに待つことにしよう。
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