天気予報や花粉指数など各種気象データを提供する「天気予報API」来年1月から公開
2008年12月05日 06:30
日本気象協会とアップフロンティアは12月4日、天気予報やさまざまな天候に関する指数情報などをAPIとして提供するサービス【天気予報API】を2009年1月7日から開始すると発表した。現時点ではサイト上にはサンプルや各種説明、申込みページなどが用意されている(【発表リリース】)。
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天気予報API利用の概念図
「天気予報API」では基本情報として「天気予報む「週間天気予報」の他、オプション情報として「紫外線情報(日別/時別)」「花粉情報」「WBGT熱中症予防情報」「洗濯指数」「傘指数」「星空指数」「不快指数」「汗かき指数」「ビール指数」「アイスクリーム指数」「寒冷指数」「素肌乾燥指数」「風邪ひき指数」「鍋もの指数」「掛け布団指数」「重ね着指数」などを提供、利用することができる。このデータを用いることで、単独で天気予報や気象指数と関連する、あるいは他社のAPI(地図や検索情報、販売商品)と組み合わせて「新しい情報」を創生した上でブログパーツやウィジェットを作り出すことが可能となる。例えば「アイスクリーム指数」とアマゾンのAPIとをあわせて、指数に連動したアイスの「オススメ」を表示するなど、アイディアは作り手次第。
現時点では「天気予報API」そのものの利用は有料(初期費用10万5000円、月次3万1500円から)だが、教育機関・非営利団体・個人を対象に無償提供プログラムが準備されている。多くの人にとってはむしろこちらの方が気になるだろう。詳細は後日発表されるとのことで、期待したいところだ。
プログラムを組める人には「無償提供プログラム」が心待ち状態だろうし、当方(不破)も含めた多くのサイト運営者・ブロガーには、「天気予報API」を活用したブログパーツ・ウィジェットの展開が待ち遠しい。実質的な動きは来年に入ってからになるが、動向が気になるところだ。
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