サンタクロースを信じている子どもは5割強
2008年12月17日 08:00
ネットマイルは12月15日、クリスマスについての調査レポートを公開した。それによると小中学生を対象にした調査母体の中で、クリスマスのプレゼントをサンタクロースからもらっていると答えた人は5割強に達していることが明らかになった。中学生でも約3割がそのように答えており、インターネットや携帯電話などで多種多様な情報が気軽に手に入る昨今としては、ある意味非常に「夢のある」話なのかもしれない(【発表リリース、PDF】)。
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今調査は11月26日から12月1日の間に小中学生を対象としてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は735件。男女比は295対440、年齢階層比は小学6年生27.8%を筆頭に小学5年生20.7%、小学4年生19.7%、中学1年生10.9%など。
今調査の中で毎年クリスマスにプレゼントをもらっていると回答した子どもに対して「そのプレゼントは誰からもらったものか」について尋ねたところ、全体では6割近くが「サンタクロースから」と答えていた。
クリスマスプレゼントは誰からもらったのか
今設問では「お母さん」「お父さん」など「分かっている」選択肢もあり、年齢が上がるにつれてそちらの選択肢を選ぶ人が増えている。「サンタクロースから」と答えた人は全体では58.4%だが、小学校低学年(1・2年生)に限定すれば実に8割強が「クリスマスプレゼントはサンタクロースからの贈り物」と信じていることになる。これが中学生になると3割くらいにまで減少してしまう。
もっともこの回答をした人すべてが「サンタクロース」そのものを信じているとは限らない。「そのように答えておくのが当然だ」と達観しているかもしれないし、「正体」を知っていても、それでも「プレゼントを渡す時はサンタクロース(という役割)なんだ」という理解を示しているのかもしれない。
それでもこれだけ多くの人がサンタクロースを信じていると回答しているのは、ある意味夢のある話と言えるだろう。
……余談。選択肢の中に「恋人」という選択肢があるのだが、小学校低学年ですら2.9%、中学生にもなると8.5%もの人が回答している。百歩譲って中学生ならともかく、小学1・2年生でこの選択肢が選ばれている(一般論としてではなく、当事者の問題として聞いている)。色々と「先を行っている」のだろうか。
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