女性との会話がはずむ4つのステップ
2008年12月09日 06:30
最近巡回リストに加えた【AskMen.com】はその名の通り、どちらかといえば男性向けのウェブサイトであるため、最近お伝えしたお話のように堅苦しいものばかりではなく、ややナンパな記事も多数見受けられる。「たまには息抜きがてらに」ということで、今回は【女性との会話がはずむ4つのステップ(4 Steps: Start A Conversation)】と称する会話術に関する記事を紹介する。もちろん「対女性の軟派的なお話」だけでなく、社会生活全体においても役立つ……はずだ。多分。きっと。
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元記事では「会話術? そのような疑問を持ったところで知人もネット上のQ&Aサイトも答えちゃくれない」とし、現実においては自分の経験以外から会得することが難しい状況を説明。その上で「他人(この場合は特に女性)との会話に大胆な態度を取れ、勢いにのって会話がはずむような4ステップをお教えする」と前置きし、次の4項目を紹介している。
1.「歓待」をボディランゲージで表す
やりすぎは問題だが、ボディランゲージはもっともシンプルで相手に意思を伝えやすい「ことば」である。もちろん否定的な意味合いのものではなく、例えば微笑など、好印象を与える「表情」も含まれる。また、口調を意図的に調整する(自信ありげな、伸び伸びとした声を用いる)のも良い手立て。無味乾燥な口調での挨拶やため息は印象を悪くするだけ。また、ボディランゲージで相手の心を解きほぐし、緊張感を和らげることもできる。
2.相手に選択ができるような質問をする
あまりにも定石的なやり取りは会話そのものを冷え込ませてしまう。「元気?」「元気だよ」といった出会いの挨拶は、「会話」ではなく「条件反射」であり、コミュニケーションとは言いがたい。相手が考え、定石なパターンの会話ではなく、個人個人の状況を盛り込めるような言葉を投げかけるべきだろう(要はYes/Noで済むようなものではないように、とのこと)。具体例としては
・「良い週末を過ごしたかい?」ではなく「どんな週末を過ごした?」
・「何年くらいここに住んでるの?」ではなく「ここに住んでどんな良いことにめぐり合えた?」
・「もう結婚してる?」ではなく「家族について教えてよ」
などを挙げている。
3.質問の答えを新しい質問に言い換える
「会話のうまい人」と「講義のうまい人」は別もの。後者は話を独占するが、前者は人の語りにも耳を傾け、タイミングを計って自分の言葉を口にする。
良い会話を続けるためには、質問された場合にそこで話が途切れるような答えではなく、さらに自分からの質問になるような回答を披露するのが良いだろう。その質問がたとえ「何も新しいことを語っていない」と自分自身が自覚していても、だ。むしろそうすることで他人からは「自分が言ったことをちゃんと聞き入れて、感情移入して応えてくれているな」という印象を持たせることができる。
4.会話を独占しないように
通常会話は一対一でするものだから、一人の相手に対して注力しすぎているかもしれない。しかし本当は他の人(第三者)を聞き手、あるいは予備的な話し相手として位置づけ、自分自身を第三者的な聞き手の立ち位置につける場合があっても良いだろう。人数が多ければ多いほど、「楽しい会話」が引き出される可能性が増え、言葉通り「会話がはずむ」ことになる。
一応本文では「男性が女性と良好な対話によるコミュニケーションを得るため」という大義名分が打たれている。しかしこのように見てみると、「男女間」に限定されず、もっと広域の「複数人数との雑談をこなすための基本知識」のようなものと見て良いだろう。
もちろんこれは一例であり、マニュアル人間的に一から十までこれに従う必要は無いし、正しいとも限らない。例えば定石な挨拶も場合によっては「話すきっかけ」を持ちかけるのに有効な場合もあるし、相手の性格次第ではいきなり「選択できるような、考えさせるような質問」を投げかけると回答に窮してしまい、会話そのものが途切れる場合もある。
要は臨機応変、ということなのだが、こればかりは経験を積み、その時その時の判断の方程式を自分の頭の中に増やしていくしか方法はない。ただし今回の4ステップが大原則であることに違いない。心当たりのある人はぜひチェックを入れて、気遣ってみると良いだろう。
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