お昼寝する人四人に一人、平均時間は40分
2008年12月31日 12:00
パラマウントベッドは12月25日、睡眠に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると2割強の人が日常的に昼寝の時間を取っていることが明らかになった。また、昼寝をする人の時間は30分前後と60分強に大きく分けられ、平均すると40分ほどだという(【発表リリース、PDF】)。
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今調査は8月27日から9月1日までの間、インターネット経由で関東地区の人に対して行われたもので、有効回答数は1450人。男女比は非公開、年齢階層比も非公開だが各項目の結果からほぼ等分であると推測される。
10分ほどの仮眠も含めた昼寝を、習慣的にするかどうかについて尋ねたところ、3割近い26.3%の人が「昼寝をする」と回答した。4人に1人は「昼寝を日課としている」ことになる。
習慣的に昼寝をするか
それでは具体的にどれだけの時間、昼寝をすることを日課としているのか。その平均時間について尋ねたところ、時間帯としては「60~90分」と「10~40分」の二系統に大きく分けられていた。
昼寝の平均時間
「60~90分」は主婦など自宅にいる人たち、「10~40分」はサラリーマンなど職場にいる人たちの昼寝時間と想定される。職場で働く人たちの休み時間を考えると、「60~90分の昼寝時間を取る」ことは難しいからだ。
スペイン語圏を中心に広まっている習慣「シエスタ」(午後一時以降数時間に渡る、昼寝時間も含めた長期の昼休み)が日本には無いので、会社勤めの人がまとまった時間の昼寝をするのは難しい。もっとも元々「シエスタ」は非常に暑い地域で活動しにくい時間帯の作業を避けるためのものなので、日本では導入の必要も無い。一方で昼食直後のアンニュイな時間帯における作業効率や、仮眠の有効性が色々と認められるようになった昨今においては、「昼寝」の意義をもう少し高めても良いのではないか、そんな気もしてならない。
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