3割近くの人は「いつも眠いの」

2008年12月31日 12:00

眠気イメージパラマウントベッドは12月25日、睡眠に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると「普段眠気を感じているか」という問いに対して、3割近くの人が「眠気を感じることが多い」など日常的に眠たさを感じていると回答していることが明らかになった。睡眠時間の長短だけとは限らないが、多くの人が「もっと寝ていたい」と体からシグナルを受け取っていることが分かる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は8月27日から9月1日までの間、インターネット経由で関東地区の人に対して行われたもので、有効回答数は1450人。男女比は非公開、年齢階層比も非公開だが各項目の結果からほぼ等分であると推測される。

普段日中に眠気を感じるか否かについて尋ねたところ、ほとんどの人が何らかの頻度で感じる時があると回答していた。日常の生活サイクルにおける就寝前ではなく「日中」という規定があるが、例えば昼食を摂った直後やお昼寝時間(午後3時前後)などは、眠気を感じても仕方ない面もあるだろう。

普段日中に眠気を感じるか(選択肢としてもっとも近いもの)
普段日中に眠気を感じるか(選択肢としてもっとも近いもの)

「時々」「たまに」なら誰にでも経験はあるだろう。しかし「感じることが多い」「頻繁に」となると少々問題となる。自宅でぼんやりしている時に眠たくなっても何の支障もないが、就学中や就業中の場合には効率が落ちるだけでなく、(特に後者の場合において)致命的なミスを誘発する可能性も否定できない。

眠気イメージ「普段しっかりと睡眠時間を取っているのに、それでもいつも眠たい」という人の場合には、いびきによる睡眠障害やいわゆる「睡眠時無呼吸症候群」の可能性もある。つまり睡眠時間をとっていてもその眠りが浅いため、体が十分に「眠りの効果」を得られず、「もっと寝て欲しい」というシグナル(=あくび、眠気)を発するわけだ。もちろん「不眠状態」にあるのなら、睡眠不足で間違いない。

「眠たいだけで特に支障があるわけでもないし」とたかをくくっている人も少なくないだろう。しかし例の通勤電車の事故をはじめ、数々の交通事故など「眠気」が引き起こす惨事は無数に存在する。自分だけでなく他人にもリスクをもたらしうる「眠気」。姿かたちに見えないからといって軽視すること無く、「おかしいな」と疑問を感じたら専門家の相談を受けるのが良いだろう。

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