あなたの「消費力」をパワーアップする10の方法
2008年12月07日 12:00
ヨーロッパ諸国の中でも特に経済状態が軟調なイギリスでは、さまざまな「生活防衛策」が庶民の間で流行っている。一番シンプルなのは収入を上げることだが、失業率すら高まっている現状ではそれは「無い袖は振れない」問題。と、なれば手元の収入を賢く使っていくしかない。【TIMES ONLINE】では「あなたの消費力をパワーアップする10の方法(10 ways to boost your spending power)」と称し、シンプルで分かりやすい節約術を紹介している。日本においても改めて指摘されると「なるほど」という項目も多いので、ここでダイジェスト的に紹介しておくことにする。
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1.事前に準備しよう
お店に行く前に自分が何を買うつもりなのかリストアップを。衝動買いは思わぬ出費を。
2.オンラインなら安いかも
実店舗で購入するよりはオンイラン上で購入した方が(配送費を含めても)安い場合がある。価格重視ならオンライン購入を検討。
3.価格を比較しよう
今や上場を果たした比較サイト運営会社もあるくらい、比較サイトのニーズは高い。オンラインショップ同士の価格比較はもちろん、実店舗の販売価格の比較も出来る。近場で安く買えるチャンスを見つけられるかも。
4.キャッシュバックサービスを利用しよう
お店、あるいは商品によってはキャッシュバックサービス(購入するとその何パーセントかを何らかの形で還元してくれる)が用意されているものがある。チャンスは逃さず確実にゲット。
5.カード会社の連携ポイントを利用
カードで支払いをする場合、利用金額に応じてポイントが得られるものがある。同じ額を使うのなら、ポイントがつく経路で購入しよう。
6.バーゲンセールを利用しよう
今の季節は冬。季節外れの商品を安く買えるかもしれない。特に衣料品はお値打ち品が手に入る可能性がある。小売業は金融危機による消費縮小で大きな痛手を受けているので、さらに値下げ競争を激化しており、消費者にとってはチャンスが増えている。
7.新品ばかりが商品じゃない
チャリティオークションをはじめとする各種オークション、バザー、リサイクルショップなどを探すと、新品同様の、あるいは自分のほしかった商品が格安で手に入る機会も得られる。特に衣服や書籍、家具などはこれら中古品の購入も検討してみるべき。
8.まとめて買えばさらにお得
売り手側としては大量に在庫をさばいた方が都合が良いので、まとめて買うと値引きをしてくれる場合が多い。一般的に使い倒す消費財を購入する場合には、近所の人や知人とまとめて一度に大量購入をして、割引きを狙うのも一つの手。
9.実店舗の最大のメリット、値引き交渉
スーパーやデパートはともかく、家電商品などでは実際に店員と価格交渉をしてみるべき。店頭見本品で見た目が汚れていたり、型落ちの商品ならばさらに値引きをしてもらえるかもしれない。
10.無料で手に入る品物もあるよ
イギリスでは「不用品」を提供して欲しい人に提供するサービスがいくつも用意されている。ここを使えば「支払う必要の無いお金を出さずに欲しいものが手に入る」サービスを受けることができる。
以上10点を挙げてみたが、何の事は無い、ほとんどすべて日本でも通用するオーソドックスな「消費節約術」であることが分かる。ただしこのように再度リスト化されて提示されると「なるほどな」と再確認できるのも事実。
なお最後の「10.無料で手に入る品物もあるよ」については、日本でも同様のサービスが行われている。具体例は【CDや本、子ども用品など相次ぐ「ネット上の物々交換サイト」】で紹介しているが、要は「物々交換」「相互援助」という考え方だ。
もしまだ実践していない、あるいは「そういや、そんな考え方もあるか」と気がつかされたものがあったら、早速今日からでも実践してみよう。1ペニー、もとい1円でも節約できれば、それだけ「あなたの消費力がパワーアップした」ことになるのだから。
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(最終更新:2013/08/01)
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