あの湯気が食欲をかき立てる……肌寒くなってきたなと感じた時、飲み食いしたいものランキング

2008年11月24日 12:00

おでんイメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【肌寒くなってきたなと感じた時、飲み食いしたいものランキング】の結果発表が行われ、第一位には「おでん」がついた。地域性豊かで気軽に作れ、コンビニなどでもおなじみの食品として、皆に愛されている食品なのだろう。

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今調査は10月21日から24日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1056、男女比は47.54対52.46。年齢階層比は40歳代がもっとも多く31.53%、ついで30歳代28.41%、20歳代13.16%など。

毎年この時期になると通勤・通学の際に立ち寄るスーパーやコンビニなどで冬向けの商品が目に留まるようになり、「ああ、今年もこの時期がやってきたのね」と実感するようになる。自動販売機で「ホットドリンク」のコーナーが新設されたり、お汁粉やコーンスープなどが入荷されても季節の変わりようを感じるものだ。木々のようすや寒さだけでなく、お店の様相で冬の到来を体感するあたり、少々消費生活に毒されている気もするが、あまり気にしない(笑)。

さて「肌寒くなってきたなと感じた時、飲み食いしたいものランキング」のトップには「おでん」がついた。「おでん」といえば同じくgooランキングの【誘惑に思わず負けて……つい買ってしまうコンビニのレジ横メニューランキング】で4位についていることからも分かるように、コンビニのレジ横でも定番なアイテム。安いし腹持ちも良いしヘルシーだし温かいし種類も豊富(でしかもお店にとっては利益率が高い)という、まさに「素敵要素の玉手箱」状態。最近ではその人気ぶりから、お盆休み明けには設置を開始するコンビニも出てくるほど。また最近ではパッケージされて1~数人前のおでんがお湯で温めるだけで完成するセットも発売されている。料理が苦手でコンビニでの調達が好きではない人も、これでおでんライフを堪能できよう。

第二位には「肉まん」。正確には「肉まんを含めた中華まん全体」だと思われるが、こちらも上記「コンビニのレジ横メニューランキング」ではトップについている。手に取った時のほかほかの手触りや、一口食べた時に口内に広がるあの熱さ、そして具のジューシーさが身体を真髄まで温めてくれる。単価も比較的安めで、持ち運びが容易、歩きながらでも食べられるのもメリットる

第三位には「豚汁」。「おでん」同様にこの時期は食卓に並ぶことが多い一品。滋養豊富な具は野菜分が不足しがちな冬の食生活を補完する役割を果たし、メインの食材である豚肉はボリューム感とコク深さを演出する。色々な具材の味が十分にしみ込んだ汁が、これまたたまらない。大量に作って味の深みを楽しむのが一番だが、一人暮らしや料理が苦手な人ならインスタントの豚汁カップや、お弁当・総菜屋で販売しているものでも十分に堪能できる。

第四位以降も「鍋焼きうどん」「ホットココア」「湯豆腐」など、温かさそのものを楽しみながら身体を温められる、しかも気軽に手に入る安価な食品が上位を占めている。暖を取る方法はいくらでもあるが、食欲も満たし寒さも和らげるという点で、これらの食品が重宝されるのだろう。

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