今年はどんな年でした!? 「今年の漢字」募集開始
2008年11月02日 12:00
日本漢字能力検定協会は11月1日、漢字一文字で今年の世相を表す世相漢字こと「今年の漢字」の一般募集を開始した。締め切りは12月5日。京都の清水寺で大きな和紙に選ばれた漢字が描かれることでも有名な、あの漢字である(発表ページ)。
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「今年の漢字」は漢字が持つ奥深い意義を再認識してもらうため、日本漢字能力検定協会が1995年から実施している「世相漢字」を募集し、決定するイベント。毎年もっとも多くの応募を集めたものが「今年の漢字」となり、その結果を京都・清水寺の森清範(もり・せいはん)貫主が、大きな和紙に一気に筆書きすることで知られている。去年は9万0816通の応募があり、そのうち1万6550票・18.22%までが選んだ「偽」が「今年の漢字」になった。
今イベントは一文字でその年の世相が分かるシンプルさや、文字を選ぶ・選ばれた文字を確認することで、その年に起きた出来事を再認識できることから、多くの人から注目を集めるようになった。今年は去年以上に特異なイベントが多数生じているため、どのような漢字に票が集まるのか注目されている。
なお応募はインターネット経由以外に携帯電話、はがき、応募箱への投票で可能。応募者の中から抽選で145人に図書カードやボールペンなどのオリジナルグッズも当たる。
汚染米問題などで大きく騒がれたお米の問題、そしてアメリカ発となった世界的金融危機(金融工学危機)などを考えると、個人的にはやはり「米」がしっくりくるのではないかな、と思うのだがどうだろうか。
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