今調査は10月17日から18日、インターネット経由で全国の20歳から59歳までの男性に対して行われたもので、有効回答数は516人。年齢階層比は20・30・40・50代でそれぞれ均等割当。

男性が料理をすることに対するイメージについて、いくつかの設問を作り、それぞれについてどう思うか尋ねたところ、「料理は男性もできた方がいい」という意見では男性自身は9割近くが「そう思う」派だった。

「男の料理」に対する意見

また、「料理ができる男はカッコイイ」は6割近くが「そう思う」派となっている。一方上記図にはないが、女性に同じような質問をしたところ、「料理は男性もできた方がいい」は94.6％、「料理ができる男はカッコイイ」は86.6％という、男性よりも高い割合で「そう思う」派がいることが明らかにされている。男性本人よりも、女性の方が「男の料理」への注目度・期待度は高いようだ。

さて、男性にとって「料理は男性もできた方がいい」や「料理をすることが好きだ」以上に気になるであろう「料理ができる男はカッコイイ」の項目。これを年齢階層別・男女別に集計しなおしたのが次の図。

「料理ができる男はカッコイイ」性別・年齢階層別

男女共に年が若いほど「料理ができる男はカッコイイ」という割合が多いのは分かる。興味深いのは全年齢層で男性よりも女性の方が「思う派」が多く、特に若年層の女性ではその割合がズバ抜けて高くなるという点だ。20代女性では実に6割が「料理ができる男はカッコイイね」とストレートに感じていることになる。

これが単に「見た目がカッコイイから」なのか、何かに打ち込む姿に魅力を感じるからなのか、それとも「自分(女性)が料理はできないのにスゴいね」という憧れからなのか、はたまた「自分の代わりに料理をしてもらえそう」という下心があるからなのか。このデータからだけでは判断できない。

女性陣の心の内はともかくとして。男性陣にとって、特に若年層の女性へのアピールポイントに「料理ができる」があることは、知っておいても損はなさそうだ。