「チャーハン」「カレー」「野菜炒め」男の三大得意料理たち

2008年11月01日 12:00

チャーハンイメージ【マクロミル(3730)】は10月31日、男性の料理に関する実態調査の結果を発表した。それによると男性が得意とする料理のレパートリーとしてもっとも得票が多いものは「チャーハン」で過半数の人が得意と答えていた。ほぼ同数で「カレー」も上位を占めており、「男の料理」としては「チャーハン」「カレー」が竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)状態にあることが分かる(【発表リリース】)。

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今調査は10月17日から18日、インターネット経由で全国の20歳から59歳までの男性に対して行われたもので、有効回答数は516人。年齢階層比は20・30・40・50代でそれぞれ均等割当。

今調査の一項目として、「得意料理は何か」と複数回答で尋ねたところ、過半数の人が「チャーハン」と答えトップについた。

得意料理は何か(複数回答)
得意料理は何か(複数回答)

チャーハンイメージもっともチャーハンについては、別調査機関の調査結果によれば「主婦が料理の上でもっとも頭を痛めていること」に挙げられている(【「チャーハンがパラパラに仕上がらない」主婦が料理で頭を痛めていることとは】)。身近な料理ではあるが、それだけ奥深いものでもあることに違いない。

第二位にはこちらも過半数の人が「得意」と答えている「カレー」。キャンプや集団イベントなどでよく調理されることからも分かるように、カレーは気軽に、そして大量に作れ、それなりに美味しいものが仕上がる素敵な国民食。しかしその一方で、本格的なものを目指そうとすればきわめて険しい探求道が待ち構えている。「得意」とする意味が自己満足の範囲なのか、それとも自他共に認める出来ゆえのものなのかは、今調査結果からだけでは分からない。

続いて「野菜炒め」「パスタ」「ラーメン」と続くが、一様に「比較的シンプルで手身近な材料で作れる料理」が並んでいる。例えば麻婆豆腐や肉じゃが、筑前煮のような、ひと手間以上は必要かも、という類のものは見当たらない。やはり一般的な男性が「得意」と胸をはれる域に達せる料理は、このあたりが限界のようだ。とはいえ、チャーハンやカレー以上に奥深い「みそ汁」が7位に入っているのには驚いたが……。

逆に言えば、これら料理をマスターすることで、「男料理の免許皆伝」は得られるかもしれない。「料理をやってみたい」と思った男性は、この10品目の制覇を目指してはいかがだろうか。


■関連記事:
【チャーハンとピラフの違い、分かる?】

(最終更新:2013/08/02)

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