ゲームソフトランキング更新、おしゃれなファッションゲームが栄冠の座を仕留める

2008年11月04日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した10月20日~10月26日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、DS用として発売されたファッションコーディネートゲーム『わがままファッション ガールズモード』だった。プレイヤーはファッションコーディネーターの立場になり、来店するお客様の洋服やアクセサリーの組み合わせを色々と考え、お客様の満足度を高めていくという、いわば「接客業タイプのアパレル経営シミュレーションゲーム」。プレイヤーのDS内だけで完結した遊びを楽しむのはもちろん、Wi-Fiを使ってショッピングモールに支店を展開したり、ワイヤレス通信で身近な友だちとコンテストを楽しむなど、多種多彩な遊び方が用意されている。子ども向けのゲームと思いきや、意外に大人も楽しめる作りこみ度は任天堂ならではのもの。

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第二位にはこちらも新作の『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus』が。敵の「悪魔」と交渉をしてうまくいけば「仲間」ならぬ「仲魔」にすることができ、さらに彼らを合体させて新たな悪魔を作り出すという「悪魔合体」システムは同シリーズ共通のもの。どちらかといえばマニア向けのシリーズ作品なだけに評価が分かれると思いきや、作りこみの良さからか初週から良い評価が多い。最近は見た目やコピーだけで初週を売りぬけ、あとは放置に近いような新規タイトルが増えている中で、ユーザーの期待に応えてくれそうなタイトルといえる。次週以降の展開が楽しみ(もう少し知名度が高ければ……)。

第三位はこの激しい順位争いの中、順位を落としてしまったものの堅調には違いない『ポケットモンスター プラチナ』がランクイン。ここまで色々な機能やビジュアルが揃ってくると、昨今の作品から「ポケモン」の世界に入った人たちが、初代の「ポケモン」に触れたらどのような印象を持つのか、ちょっと気になるところではある。

第四位にはこちらも定番タイトルとなりつつある『リズム天国 ゴールド』が。最近では兄弟姉妹のような関係で「ミュージカルタイトルペア」的な立場の『Wii Music』は惜しくも第五位に後退してしまったものの、多くの音ゲー好きな人たちの熱いハートをわしづかみするだけのパワーはまだまだ十分。

今週は上位二タイトルがいずれも意外性のあるもので、案外驚いている人も多いかもしれない。プレイしている人の感想を見ると多くが「思っていた以上に面白い」というポジティブなサプライズを受けているようすがうかがえる。言葉通りゲームの大人買いが出来る大人ならともかく、お小遣いの大部分を使ってようやく1本、とっておきのソフトを買える子どもたちのことを考えると、「良い意味での」サプライズを与えてくれるタイトルにどんどん登場してほしいと思わずにはいられない。


(最終更新:2013/08/14)

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