宝くじで「毎年100万ドル」の権利をゲットした噂の彼は億万長者の銀行幹部!?

2008年11月03日 12:00

NEW YORK LOTTERY:WIN $1,000,000 A YEAR FOR LIFEイメージ【Mail Online】などが伝えるところによると、トルコ生まれで今はイギリス在住・イタリアの、UniCredit Groupの銀行外為業務のトップについているKenan Altunis氏(33)が宝くじの一種【NEW YORK LOTTERY:WIN $1,000,000 A YEAR FOR LIFE】(スクラッチタイプの宝くじ)において、一生涯1年間に100万ドルを受け取れる権利を得る幸運を射止めた(【宝くじの発行元発表リリース】)。

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NEW YORK LOTTERY:WIN $1,000,000 A YEAR FOR LIFE
NEW YORK LOTTERY:WIN $1,000,000 A YEAR FOR LIFE
ガッツポーズを決めるKenan Altunis氏(Mail Onlineより)
ガッツポーズを決めるKenan Altunis氏(Mail Onlineより)

彼は世界のあちこちで宝くじを買うのを趣味としているが、特にニューヨークで発売される宝くじは賞金が高額なので大好きなのだという。9月30日、家族の結婚式に参加するためアメリカ・ニューヨークに旅行へ出かける母親に100ドルを託し、ニューヨークで新発売される宝くじ(一生涯100万ドルを毎年贈呈するというもの)を購入してくるように依頼した。宝くじは1枚30ドルだったので3枚しか買えず、せっかくだからと母親が20ドルを足してもう一枚買ったところ、その最後の1枚が大当たりを引いた。ちなみに「一生涯100万ドルを毎年贈呈」の当選確率は352万8000分の1。

賞金は毎年100万ドル(税引き後93万1500ドル。日本円で9315万円)を一生涯提供するというもの。仮に受取人本人が20年以内に死亡した場合には、最低でも2000万ドルの支払いが保障されている。

宝くじの発行元のリリースには何も記載されていないが、Mail Onlineなどでは金融危機でイギリスの経済が混迷していること、その一端に銀行などの所業が挙げられていることから「よりによって大枚稼いでいる銀行員がさらにあぶく銭をゲットしたようだ」と言わんばかりのタイトルをつけ、やっかみまがいの記事が書かれている。タイトルも「アメリカのスクラッチ宝くじで毎年100万ドルの当選金を手に入れた銀行員は、もうとっくに億万長者だった(City banker who won U.S. scratchcard prize worth $1m a year is already a millionaire.)」というありさま。銀行の外為部門のトップだからそれなりに稼いでいるとは思われるが、億万長者扱いするのはどうかな、という感もある。

宝くじを当てたAltunis氏は、母親に100ドルを託して宝くじの購入をお願いしたことについて、次のようにコメントしている。

「結局これが自分がこれまでしてきた投資の中で、最高のリターンを得られたものとなったようだね」
“It turned out to be the best return on any investment I've ever made.”


と。この投資センスこそが、彼をして銀行の部局トップに押し上げたのかもしれない。

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