【更新】高年収な手帳の秘けつは「ゾーン」や「カレンダー」より「メモ」!?
2008年10月22日 08:00
C-NEWSは10月21日、プレジデントとの共同調査企画として行われた、ビジネスマンの手帳の使い方に関する調査結果を発表した。それによると、年収500万円の人はスケジュール欄のタイプとして主に「1週間メモ」「月間カレンダー」が多いのに対し、年収2000万円の人は500万円の人以上に「1週間メモ」の割合が多いことが明らかになった。高年収の人は書き込むスケジュールも多く、そのため「1週間メモ」のようなスタイルを求めているのかもしれない([発表リリース])。
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今調査は9月19日から22日の開いたにインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女・年齢階層別の区分は無く、年収500~600万円未満の人が300人・年収2000万円以上の人が200人。
調査母体から手書きの手帳を使う人を対象に、どのようなタイプのスケジュール欄を用いているか。一番使うものを選んでもらったところ、年収500万・2000万共に「1週間メモ」を選んだ人がもっとも多かった。
主に使っているスケジュール欄のタイプ
上位3位のスタイル
スタンダード
・高年収の人は書き込む要件が多い
↓
1日あたりの区切り面積が大きい
「1週間メモ」を好む傾向?
上位3位は「1週間メモ」「月間カレンダー」「1週間ゾーン」の順で、順位そのものは年収による違いは無い。しかしその使用割合を見ると、500万円層がそれぞれ3項目であまり差異がないのに対し、2000万円層では「1週間メモ」の割合が相当多いことが分かる。
これは挙げられた「一週間単位での行動の把握」というスタイルがもっとも利用されやすい・分かりやすいのと共に、「一週間内の各日にちにおいて書き込まねばならない用件が、2000万円の人の方が多い」からと推測できる。また1日あたりの書き込める面積としては「バーチカル(1週間1日縦型)」も似たようなものだが、これは(時間毎の区切りは把握しやすいものの)時間に制限されないような項目については書きにくいことが、ハードルとなっているのだろう。
PDAや携帯電話などデジタル化した「手帳」なら、1日分の面積を気にすることなく縦横無尽に使いこなすことができる。しかしそれらを利用した場合、(その表示能力ゆえに)「一週間単位のスケジュールをぱっと見で掌握する」ことは難しくなる。それこそが紙スタイルの手帳のメリットであり、「1週間メモ」がとりわけ好まれる理由なのに違いない。
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