今調査は9月19日から22日の開いたにインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女・年齢階層別の区分は無く、年収500～600万円未満の人が300人・年収2000万円以上の人が200人。

普段手帳として利用しているアイテムについて、主に使っているものを「一つ」選んでもらったところ、年収500万円の人は「綴(と)じ手帳」や「システム手帳」を選ぶ人が多く、それぞれ20％という結果が出た。そして第3位に「PDA、携帯電話」が入る。

年収500万円台・2000万円以上の人に対し、「普段使っている手帳」を一つ

一方で年収2000万円以上の人の場合では、トップに「PDA、携帯電話」が入り、その次に「綴(と)じ手帳」や「システム手帳」などの通常型手帳が入る。その他の傾向としては、「年収500万円台の人は昔ながらの『手帳』」「年収2000万円以上の人はIT系のスケジューラーやファッションとして通用するようなミニサイズの手帳」が好まれるようだ。特に「かばんに入れて持ち運ぶタイプの綴じ手帳」が年収2000万円以上の人たちにはほとんど利用されていないのが印象的。

やはり年収2000万円以上ともなれば、それなりに多忙なスケジューリングを要求される。既存の形状の手帳では対応しきれない、というところなのだろう。手帳が手帳単独としての役割を果たしておしまい、というのではもったいないと考える傾向が強いのかもしれない。

いつも使っているシステム手帳をPDAに変えたからといって、年収が500万円から2000万円に跳ね上がるわけではない。むしろシステム手帳からPDAにせざるを得ないほど、自分自身を忙しい立場に追いやるような努力こそが、「2000万円への道」なのかもしれない。