電子レンジで作るカップヌードル「カップヌードルレンジ」登場
2008年10月03日 06:30
[日清食品(2897)]は10月1日、「カップヌードル」ブランドの新シリーズとして、電子レンジで調理できるカップめん『カップヌードルレンジ』を10月20日から発売すると発表した。種類としては「カップヌードルレンジ マンハッタンクラムチャウダー」と「カップヌードルレンジ ニューイングランドクラムチャウダー」の2種類が登場する。メーカー希望小売価格190円(税別)(【発表リリース】)。
スポンサードリンク
「カップヌードルレンジ マンハッタンクラムチャウダー」と「カップヌードルレンジ ニューイングランドクラムチャウダー」
リリースによれば「より簡単においしく食べたい」という消費者ニーズの高まりと、電子レンジの高性能・多機能化による電子レンジの食生活への浸透という状況を見て、電子レンジで調理する「新しい簡便性」、電子レンジ調理だから出来る「新しいおいしさ」を提案する商品として「カップヌードルレンジ」を開発したとのこと。
具体的には電子レンジ調理に対応させるため、容器・フタを様々な技術・工夫に基づき改良、変更。水を入れて電子レンジで「煮込んだスープがおいしい」カップヌードル(さらに従来の熱湯調理3分でも調理可能)を実現した。そしてこの「煮込む」特性を最大限に生かすメニューとして、今回トマトベースの「マンハッタンクラムチャウダー」とクリームベースの「ニューイングランドクラムチャウダー」の2種類が用意されたという。
カップヌードルをはじめとするカップめんの醍醐味の一つに、フタを中ほどまで開けてお湯を注ぎ込む時にただよってくる「インスタント香」がある。電子レンジでの調理だとそれが楽しめないのは少々残念だが、「カップヌードルレンジ」では従来どおりお湯を注ぐ調理方法も使えるので、好みに合わせて選べば良いだろう。何より火を使わなくて済むので、安全性を考慮しなければいけない状況や、設備が無く火が使えない場所でも食せるのはありがたい。
リリースの表現として「今回は」という言い回しがあるため、「カップヌードルレンジ」シリーズがこの二種で終わるとは考えがたい。今後どのような種類が新規に世に送り出されるのか、それも楽しみである。
スポンサードリンク
ツイート