ゲームソフトランキング更新、あの「ポケモン」を抜きトップについたのは……

2008年10月06日 08:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した9月22日~9月28日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、人気シミュレーションゲームシリーズの最新作『スーパーロボット大戦Z』だった。『第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-』で終焉を迎えた『α』シリーズに続く新シリーズの第一作めで、参加作品は22作品に及ぶ。小隊長を中心とした小隊ユニットが協力して戦闘に参加する「トライバトルシステム」を採用。グラフィックやセーブ・ロードなどシステム的な面の評価は高い。ただしシナリオについては賛否両論分かれており、今後プレイ時間を重ねたユーザーの評価を待ちたいところ。

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第二位には前作一位から惜しくもランクダウンした『ポケットモンスター プラチナ』が。もちろん勢いが衰えたわけではなく、単に今回週のトップがパワフル過ぎただけ。累計本数では間もなく150万本に達するレベル。『ダイヤモンド』『パール』とは細かい部分で色々と手が加えられているので、どちらかを持っている人もチェックはしておいた方が良いだろう。

第三位は先週と変わらず『リズム天国 ゴールド』がランクイン。タッチペンの操作感がこのゲーム最大のウリなのだが、この部分で好き嫌いが分かれているためか、発売からしばらく経った今現在でも評価が二分されている。それだけ話題性の高いゲームと考えれば良いのだろうか。シンプルで多くの人が楽しめるゲームが長期間売れ続けるのは良いことだ。

第四位にはセガの新作『ワールド・デストラクション ~導かれし意思~』が。少々物騒なタイトルだが、ストーリーが「世界を撲滅する力を持つ主人公が、その力を発揮すべく冒険を繰り広げていく」というものだから仕方ないのかもしれない。いわく「世界の破壊と創造」という壮大なテーマだそうな。発売初週なだけに意見も多種多彩なものが見受けられるが、セールスポイントのはずの音声について厳しい意見がいくつか見られるのが気になるところ。次週以降ある程度プレイされた上で感想が安定化してくれば、真の評価も見えてくるだろう。

今週は『ポケモン プラチナ』をさらに上回るセールスの『スパロボZ』の登場で、上位二作が極めてダイナミックなタイトルが並んでしまった。他にもそれなりに良い新作は発売されているのだが、ややかすんでしまった形だ。他のゲームタイトルにとっては「恐怖の大王」に等しいドラクエの最新作も来年3月発売に決まり、他社の製作・営業部隊も発売スケジュールの調整に忙しいことだろう。この動きがどのような影響をもたらすのか、注目したいところだ。


(最終更新:2013/08/14)

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