高齢者も「ご飯よりはパン」・朝食はパン派が優勢
2008年10月01日 08:00
マクロミルは9月30日、朝食に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、朝食でもっとも多く食べられている主食は「パン」であることが明らかになった。全体では半数近い人が「朝食にはパン」と答えている。ご飯派はやや劣勢のようだ(【発表リリース】)。
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今調査は9月8日から9月9日、インターネット経由で関東の一都三県の在住者を対象に行われ、有効回答数は1030人。男女比は1対1、年齢階層比は20・30・40・50代と60歳以上で均等割り当て。
調査対象のうち、「朝食を食べている人」に対して「主食として主に何を食べているか」を尋ねたところ、全体では49.2%の人が「パン」と答えた。
朝食には主に何を食べているか
ご飯派は3割強。パン派と比べたら10ポイント以上の差がある。おにぎりを加えてもこれだけの差があるのは、やはりパンの機動力が高く評価された結果といえよう。その他傾向を見ると、男女ではやや男性が「ご飯派」が多く、4割近く。逆に女性は「パン派」が多い。女性はオシャレなパンをおしとやかに……というイメージが強いのだろうか。
一方で年齢階層別に見ると、意外にも(30代を別にすれば)年齢を経るにつれて「パン派」が増えている。高齢者ほど「朝はご飯にみそ汁、おしんこなどの純和風の朝食」というイメージが強いが、現実はむしろトーストとスクランブルエッグといった「パンの朝食」を好んでいるようだ。
選択肢には果物やヨーグルトなどの代替食品も用意されているが、全部をあわせても1割前後でしかなく、ほとんどはパン食かご飯食を朝食にしている。朝食抜きよりは果物やシリアルだけでも口にした方がはるかに身体には良いが、できればパン食でもご飯食でも、しっかりとした朝食を取りたいものである。
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