オシャレほど古着好き!? 月10万円以上ファッション費にかける人の2割が古着をよく利用

2008年10月30日 12:00

古着イメージインターワイヤードが運営するネットリサーチ会社DIMSDRIVEは10月28日、古着の購入に関する調査結果を発表した。それによると、「一か月にかけるファッション費用が高い」「おしゃれ好き度の高い」人ほど古着をよく購入するというデータが出たことが明らかになった。沢山の洋服を色々選んで手に入れたいからこそ、お値打ちの古着を活用するのだろうか(【発表リリース】)。

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今調査は9月3日から9月18日までの間、インターネット経由で行われ有効回答数は10099人。男女比は男性対女性が46.9対53.1。年齢階層比は30代がもっとも多く34.5%、ついで40代30.5%、50代14.8%など。

古着そのものを購入しているか否かについては、42.1%の人が頻度の別はあれど購入したと答えている。そして年齢・男女別では10~20代、男性より女性の方が利用度が高い。では一か月にかけるファッション費別ではどうだろうか。

一か月にかけるファッション費別古着の利用頻度
一か月にかけるファッション費別古着の利用頻度

「ひんぱんに購入している」割合がファッション費が上がるにつれて上昇、10万円以上の人は2割以上が活用していることになる。調査母体数のうち「10万円以上」の階層が少なめなのでぶれが生じている可能性があるが、それでも「ファッションにかけるお金が高い人ほど古着の利用率も高まる」傾向は十分に認識できる。

一方で「おしゃれ好きを自認しているかどうか」で尋ねたところ、こちらは自分が「おしゃれ好きだと感じている人ほど古着を活用する」傾向が強くなることが分かった。

おしゃれ好き度と古着の利用頻度
おしゃれ好き度と古着の利用頻度

特に「とても好き」の部類になると6割以上の人が何らかの形で古着を利用している・利用していたことになる。

先に【古着購入、抵抗あるのは約7割。着ていた他人が気にかかるから】で触れたように、古着の利用には色々な理由で抵抗を感じる人がいる。しかしその理由の多くは「他人が着ていたから」「傷みなどのイメージ」「におい」など心理的な面が多く、「欲しいものがない」「ファッションの系統が違う」などのファッション感覚的な点はさほど大きな意見ではなかった。


古着屋イメージリサイクルショップで購入する他の商品同様、「古着は安いからおサイフが寂しい人ほど利用する」というイメージがある。しかし実際にはまるて骨董品を扱うかのように、ファッションにお金をかける人、そして自分はおしゃれ好きであると自認している人ほど、大いに利用している傾向が今回の調査からは見受けられた。

彼ら・彼女らにとって古着屋に並ぶ古着たちは、単なる「中古の洋服」ではなく、「ビンテージものの骨董品的な洋服」に見えるのかもしれない。


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【中古品、抵抗あるのは「生活家電」。雑誌やゲームは諸手で歓迎】

(最終更新:2013/08/02)

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