装てん輪ゴム数504本! 究極の輪ゴム銃は日本製
2008年10月03日 06:30
先に【フルメタル・輪ゴム銃を持つ男】で日英の、輪ゴム鉄砲を愛する人たちのことを紹介した。その中で「もっとハイスペックな輪ゴム銃(鉄砲の域を超えている)を見つけたのだか~」ともったいぶった件を今回は紹介する。それがこちらの【ゴム銃のオッグクラフト OGG CRAFT'S GUN LOCKER】だ。
スポンサードリンク
ゴム銃のオッグクラフト OGG CRAFT'S GUN LOCKERトップページ
オッグクラフで作成した輪ゴム鉄砲一覧。芸術の域に達している。
サイトの主旨説明のページがないので詳細は不明だが、どうやらこのサイトの管理人は木材を使って実に多種多様の輪ゴム鉄砲を作ることをライフワークとしているらしい。上記一覧のページ(【ガンロッカー -GUN LOCKER-】)を見れば分かるのだが、拳銃型のごく普通の輪ゴム鉄砲から始まり、短機関銃、そして重機関銃の類までが用意されている。いずれも独自のフォーマットに基づいて形式番号が打たれ、オリジナルの名前がつけられているが、実物をモデルとしたようなものも多数見受けられる。
それぞれのモデルのページでは具体的な作成工程が多数の写真と共に紹介されている。本当に工作好きで輪ゴム鉄砲が好きな人でないと出来ないつくりなのがビリビリと伝わってくる。
さて「もっとハイスペックな輪ゴム銃」とは、ずばりこちら、【電動ガトリング機関銃 P503ドットデル】。「輪ゴムがどっと出る」という意味らしいのだが、諸元上の装てん数は最大で504発。あのイギリス人による二連装ガトリング輪ゴム銃の約2倍。
本人がアップしたと思われるP503の動画。「弾幕」という言葉がぴたりと当てはまる。
動画が閲覧できる環境にある人はチェックしてほしいが、回転するモーター音と共にまるで打ち上げ花火か、歌舞伎で役者が投げる蜘蛛(くも)の糸のような様相で輪ゴムが撃ち出されて行く。実物を目で見ることができれば、恐らく爽快にして豪快な眺めが堪能できることだろう。撃ち終わった後に輪ゴムの山が出来るのはご愛嬌。
「輪ゴム鉄砲」というと指か、せいぜい割りばしで作ったきゃしゃな拳銃レベルのもので、子どもが撃ちあう遊びを思い浮かべる。だが先に紹介した「フルメタルなトレーサー付拳銃」や「二連装のガトリング銃」、さらに今回の重機関銃スタイルな「電動ガトリング機関銃P503」あたりを持ち込まれたら、遊びどころか大人のケンカですらすまされないような気がする。ともあれ、究極の「大人の遊び」の一つには違いない。
もっともいずれの銃も、弾装の概念はないようなので、再装てんがやたらと面倒なようではあるが(笑)。
(最終更新:2013/08/02)
スポンサードリンク
ツイート