過半数のアメリカ人の料理時間は一日1時間以下
2008年10月23日 06:30
アメリカでは初の一般大衆紙でビジュアル的な記事展開が多く、幅広い層に読まれているUSA TODAY。このウェブ版で定期的に行われている世論動向調査アンケートの中から、今回は料理時間に関する結果を紹介することにする。アメリカのファミリードラマをはじめ、各種テレビドラマや映画には意外に多くの料理をするシーンが登場するが、実際にはどの程度の時間を費やしているのだろうか(【発表ページ】)。
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USA TODAYの調査結果では、「1日1~3時間」の層がもっとも多く35%を占めた。回答層は主婦に限ったわけではないから、老若男女あわせてこのくらい、ということなのだろう。
一日あたりどれくらいの時間を料理に費やしていますか。
次いで多いのが「30~1時間」の28%。さらに「30分以下」が23%。この二つをあわせた「1日1時間以下」は51%となり、過半数に及ぶ。単純に三等分すると、最長で1食あたり20分。卵を焼いてトーストを用意し、コーヒーを沸かしたらそれでオシマイになりそうな時間ではある。もっとも「料理は配偶者(親、執事……)に作ってもらうからほとんど時間を費やす必要はない」「朝食と昼食は外食だから、夕食しか料理しないよ」という人もいるだろう。しかしそれでも我々日本人が想像しているよりは少ないような気がする。
一方で1日3時間以上料理をする人が7%、料理をまったくしない人が6%いる。前者はよほど料理に凝っているか仕事の上で必要なのかもしれないし、後者は先に触れた外食に頼りきりだったり配偶者などに全部お任せなのだろう。
少なくともドラマや映画で料理を作るシーンをしばしば見かけるアメリカ人においても、現実問題として料理の時間が長いということはなさそうだ。
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