auやや復調に…SBMが17か月連続純増数でトップ・2008年9月末時点の携帯電話契約総数は1億0483万3600件
2008年10月08日 06:30
電気通信事業者協会(TCA)は2008年10月7日、同年9月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると9月末時点の携帯電話の契約数は1億0483万3600件。これは前月比で0.4%のプラスとなる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが14万2800件の増加で主要グループ中トップとなった。これでソフトバンクモバイルの純増数トップは17か月連続となる(【発表リリース】)。
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2008年9月末時点の主なデータは次の通り。
・携帯電話全体……1億0483万3600件
・事業者別
NTTドコモ……5393万7000件(+12万9700)
au(KDDIなど)……3045万1700件(+7万4900)
ソフトバンクモバイル……1963万3200件(+14万2800)
イー・モバイル……81万1700件(+5万9300)
携帯電話契約件数
携帯電話契約件数(増減)
NTTドコモがシェア比ではトップに立っているという大勢に変化はないものの、その差は少しずつ、そして着実に縮まりつつある。また、au(KDDI)の伸び率が小さかったのが気になったが、8月以降少しずつ持ち直しつつあるようだ。9月に入りようやくイー・モバイルを追い抜き、4キャリアの中で第三位の座を取り戻すことに成功した。
ソフトバンクモバイルはiPhoneフィーバーが一息ついたようでやや落ち着きを取り戻しつつある(「落ち着き」と表現しても他の事業体の2倍前後という圧倒的な増加数に違いは無い)。しかしドコモが猛追撃をする形で差は縮まりつつある。17か月連続純増数トップの記録が9月でとどまるのか、来月以降も続くのか、気になるところだ。
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