目指すはイスカンダルかお母さんの元か・バンダイが「14万8千光年」歩くための歩数計「遊歩計 宇宙戦艦ヤマト~歩いてイスカンダルへ~」などを発売
2008年10月07日 06:30
【バンダイ】は10月6日、楽しみながら歩きによる運動が続けられる歩数計『遊歩計 宇宙戦艦ヤマト~歩いてイスカンダルへ~』と『遊歩計 母をたずねて三千里~お母さんに会うまで僕は絶対にあきらめない!!~』を12月6日に発売すると発表した。それぞれ価格は4725円(税込み)(【発表リリース】)。
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「遊歩計 宇宙戦艦ヤマト~歩いてイスカンダルへ~」と「遊歩計 母をたずねて三千里~お母さんに会うまで僕は絶対にあきらめない!!~」
「遊歩計」は保有者の歩数を計測する「歩数計」に遊びの要素を加えた健康器具的な計測器。歩数計そのものの機能として、「バッグやポケットに入れたままでの計測が可能な3Dセンサー(3軸加速度センサー)搭載」「運動指数2006の身体活動基準値であるMETs・エクササイズを採用」している。
そして「遊歩計」が「歩数計」にとどまらないのは、それぞれテレビアニメをモチーフにしたグラフィックや演出が施されており、単に「歩数を数える」以上の楽しさを利用者に提供してくれる点にある。「宇宙戦艦ヤマト」「母をたずねて三千里」共に「目標まで一途に進んでいく」というストーリーで構成されているが、それと「遊歩計」利用者の歩行数とかけあわせ、歩数の積み重ねによってイベントが発生する仕組みになっている。つまり、例えば「宇宙戦艦ヤマト」なら、利用者自身が「イスカンダルまで歩いていく」「イスカンダルまでの距離は利用者が設定した最終目標歩数」というイメージだ。
積極的な歩き(ウォーキング)による運動の効果は三か月を有するといわれているため、「遊歩計」の目標日数は90日間。利用者が一日の目標歩数を入力する(3000~2万歩)と、目標(宇宙戦艦ヤマトならイスカンダル、母をたずねて三千里なら母親がいるとされるブエノスアイレス)までの距離が90日分を掛けて計算される。なお、当然ながら設定した目標歩数や、その達成状況によって90日間歩いた後のエンディングも異なる。一生懸命歩き続ければ、きっと良い結果を生み出すことだろう。
「遊歩計」では本体の液晶画面上でイベントを確認し自分の「歩き」の達成度を見ることができるが、専用のパソコン向けサイト【http://www.yuuhokei.com】(現在準備中のため商品紹介のみ)にアクセスして歩数や体重の増減を入力すれば健康管理が行える他、キャラクターからの健康に関するアドバイスが受けらる仕組みが用意されている。さらに自分がストーリー上で「どこまで進んだか」を地図上で表示できるので、画面上で「宇宙戦艦ヤマト」「母をたずねて三千里」の世界観を楽め、現在の位置とゴールまでの道のりをチェックすることも可能となる。
目標達成までの辛い道のりを少しでも楽しくするために、工程をストーリーだてて色々な演出を展開していくという「玩具」は【人生銀行500】がコンセプト的に近い。単に歩くだけよりも、「イスカンダルに向けて歩かねば」「お母さんのいるブエノスアイレスまであとどれくらいかな」と考えながら歩く方が、モチベーションも違ってくるかもしれない。
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(最終更新:2013/09/06)
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